ビジュアルに込めた「見たことのない景色」への挑戦
NAGASEカップは日本パラ陸上競技連盟と東京陸上競技協会が主催するWPA(世界パラ陸上競技連盟)公認大会で、観客・競技関係者・ボランティアや地域の人々が新しい体験や価値観と出会う場となることで、多様性を認め合うインクルーシブな輪を社会全体に拡げていくことを目指している。
今回公開されたビジュアルには、義足や車いすのランナー、視覚障がいを持つ選手の「目」となり選手をサポートする「ガイドランナー(伴走者)」など、多様な背景を持つ人々がスタートラインに並ぶ背中が描かれている。
長瀬産業は今回発表されたビジュアルについて「“誰もが参加できるインクルーシブな陸上競技大会”であるNAGASEカップを象徴的に示しています」とし、「トラックを思わせる赤橙色のフィールドを背景に描くことで、それぞれが挑戦の舞台へ向かう高揚感を表現しました」と説明している。大会スローガン「Further, We Go. 見たことのない景色へ。」は2022年の第1回大会から変わらずに掲げられており、障がいの有無を問わず、全参加者が新しい自分に出会う舞台の実現への願いが込められている。
NAGASEカップの特徴は「インクルーシブ(あらゆる人が排除されずに包摂されること)」な運営にある。障がいの有無や年齢、国籍など様々な背景や特性をもつアスリートたちが共に競い合い、また、WPA公認大会として出た記録は公式認定されるため、国内外のトップ選手にとって重要な真剣勝負の場となる。昨年大会は2日間で過去最多となるのべ約1,700名のアスリートが参加し、パラ競技において世界記録3つを含む多数の記録が誕生した。
当日はパラスポーツ体験コーナーや、障がいのある子どもたちも参加する体験プログラム等も予定されており、来場者が楽しみながら新しい体験や価値観と出会えるよう企画されている。入場は無料(チケット不要)で誰もが気軽に足を運べる点も本大会の特徴だ。スポーツの熱狂とともにインクルーシブな輪を社会に広げていくための本大会の取り組みに、大きな期待が寄せられる。