ツアー初4強入りを決めたルード
快進撃の18歳 ツアー初4強
男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は24日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク208位で18歳のC・ルード(ノルウェー)が同85位のT・モンテイロ(ブラジル)を6-2, 7-6 (7-2)のストレートで破り、ツアー初のベスト4進出を果たした。 この試合、モンテイロに1度もブレークチャンスを与えずに第1セットを先取したルードは、続く第2セットでタイブレークに突入するも、先にリードするとモンテイロに挽回を許さず、1時間22分で勝利を手にした。 準決勝では、第4シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。 現在18歳のルードは、過去にM・チリッチ(クロアチア)やN・キリオス(オーストラリア)らが優勝を飾り、錦織圭も出場したITFジュニアサーキット グレードA大会の大阪市長杯 世界スーパージュニアテニス選手権大会(大阪府大阪市/靭テニスセンター、ハード)へ2015年に出場し、男子シングルスの部で見事優勝。 その年にプロへ転向し、フューチャーズやチャレンジャーなどの下部大会で力をつけてきた。ツアー大会本戦への出場は今回が3大会目。過去はいずれも1回戦で敗れていた。 今大会は、1回戦でR・デュトラ・シルバ(ブラジル)、2回戦でR・カルバレス バエナ(スペイン)を下して準々決勝へ駒を進めていた。 また、今大会では錦織らシード5選手が初戦で姿を消す波乱が起きている。
ツアー初4強入りを決めたルード