股抜きショットを決めたティエム
股抜きショット決め観客沸く
男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は24日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのD・ティエム(オーストリア)が股抜きショットのスーパープレーを披露し、観客を沸かせた。 この日、世界ランク51位のD・シュワルツマン(アルゼンチン)から第1セットを先取し、第2セットもゲームカウント3-0とリードしたティエム。第4ゲームではネットに出るも、シュワルツマンのロブでベースラインまで下げられたティエムは、股抜きショットをストレートへ放ってウィナーを決めた。 その後は2度のブレークを許したが、粘るシュワルツマンを6-2, 6-3のストレートで振り切り、1時間15分で4強入りを決めた。 準決勝では、第5シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)と対戦する。両者は今回が2度目の対戦で、2016年の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)準々決勝でティエムはストレートで敗れた。 この日、その他では第4シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)が7-6 (7-4), 6-7 (2-7), 1-0の時点でA・ドルゴポロフ(ウクライナ)の途中棄権により4強入り。18歳のC・ルード(ノルウェー)が地元のT・モンテイロ(ブラジル)を6-2, 7-6 (7-2)のストレートで破り、ツアー初のベスト4進出を果たした。
股抜きショットを決めたティエム