#オスカー・デラホーヤ
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ボクシング
ついに実現!WBAライト級王者ジャーボンテイ・デービス対ライアン・ガルシア〜むき出しの野生がぶつかり合う注目の一戦
ボクシングの本場米国で、早くも今年最大の注目カードと称される若きスター同士の一戦が決まった。世界ボクシング協会(WBA)ライト級王者のジャーボンテイ・デービスとライアン・ガルシア(ともに米国)が4月22日、ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで激突することが正式決定。何度も逮捕歴のあるデービスはプライベートで問題を抱えながら、リングでは28戦28勝(26KO)と驚異のKO率を誇る。長い間、デービスとの対戦を熱望してきた24歳のガルシアも23戦23勝(19KO)で申し分のない戦績。「ついに実現」との表現がふさわしい無敗対決だ。好戦的なスタイル以外にも裁判沙汰や、試合に向けて相手を挑発し合うトラッシュトークなど、さまざまな要素を巻き込んで注目度もがぜんアップ。規格外の流れに乗り、巨額が動くビッグファイトになることは必至だ。
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ボクシング
史上初の4団体統一王者ホプキンスが歩んだ苦難と栄光のボクシング人生
井上尚弥(大橋)が12月13日の次戦でトライする「4団体王座統一」。これは文字通りWBA(世界ボクシング協会)、WBC(世界ボクシング評議会)、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)のメジャー4団体の王座をひとまとめにしようとする統一戦で、井上(あるいは相手のポール・バトラー=イギリス=)が達成すれば世界のボクシング史上9人目となる。 ボクシング界が“The Four Belt Era”(4ベルトの時代)を迎えたのは最後発団体のWBOが認知されて以降だから、かれこれ四半世紀前。これまで誕生した「比類なきチャンピオン」8人という数が多いのか、少ないのかはともかく、このうち6人が現役なのだから近年のトレンドと言っていい。