30日、柴崎岳(24=鹿島)のスペイン1部、ラス・パルマス移籍が破談した。同クラブの会長。ミゲル・アンヘル・ラミレスがチーム公式の「UDラジオ」に出演。今冬の移籍市場での、補強終了を告げた。

 ラス・パルマスは、プレミアリーグのウェストハム所属、ジョナタン・カジェリ(23=アルゼンチン)の獲得に失敗。EU圏外選手は、1つ空いており柴崎の獲得もできたが、ラミレス会長が補強の打ち止めを明らかにした。

 柴崎は28日、スペインに出国。マドリードでメディカルチェックを行い、正式サインに備えていた。

【柴崎岳】(しばさき がく、1992年5月28日-)。青森県出身。プロサッカー選手。鹿島アントラーズ所属。中学3年生の時、全国中学校サッカー大会でチームを準優勝に導く。青森山田高校では、2年生で全国高等学校サッカー選手権大会にて準優勝。2011年に鹿島アントラーズと契約を交わした。2012年に日本代表に初選出。2014年にJリーグベストイレブンを受賞。2016年、クラブワールドカップの決勝では、レアル・マドリードと対戦。2得点を挙げる。


VictorySportsNews編集部