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ドウェイン・ウェイドがヒジを骨折、地元シカゴ凱旋のシーズンは残念な形で終了することに
2年目の契約を破棄して盟友レブロンと合流する可能性も 地元シカゴに戻っての1年目は、残念な形で幕を閉じた。そして、ひょっとすると二度とブルズのジャージー姿が見られない可能性も──。 ブルズは、ドウェイン・ウェイドが右ヒジの骨折により今シーズン残り試合を全休することを発表。昨年オフにヒートを離れ、ブルズで心機一転を図ったウェイドにとってはまさに断腸の思いだろう。 ジミー・バトラーを中心とした再建プランは当初の思惑通りに運ばず、ブルズは東カンファレンス10位に低迷。まだプレーオフ出場の可能性は残されているものの、チームの勢いという点から考えれば、約2カ月前に借金19(11勝30敗)の泥沼状態にありながら、現在ピストンズと東の8位争いを繰り広げているヒートとの差は歴然と言わざるを得ない。 ブルズの場合、プレーオフ進出云々にかかわらず、オフに大鉈を振るう可能性があるとも言われている。トレード期限前にはバトラーの放出も噂されたほどで、エースとてその地位は安泰ではない。そして、チームの期待に応えられていないラジョン・ロンドも退団が濃厚。 ウェイドはと言うと、昨夏ブルズと2年契約を結んだが、来シーズンの契約はプレーヤーオプションになっているため、本人が望めばフリーエージェントになることができる。 今年1月に35歳になったウェイドに残された時間は限られている。もし本人がキャリア4回目の優勝を本気で獲りにいくのなら、来シーズンの所属先候補からブルズは外れるだろう。キャバリアーズで再び盟友レブロン・ジェームズとタッグを組むという噂もあり、今年のオフもウェイドの周辺が慌ただしくなる可能性はある。
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