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VICTORY

[東京五輪危機]玉木正之の警鐘「体育的リーダーと組織が招いた迷走」

2013年9月7日。ブエノスアイレスで「TOKYO 2020」が高らかに宣言された瞬間、歓声を上げた人々の多くは後の惨状を想像できなかったことだろう。国立競技場の建て替え問題やロゴの盗用疑惑に始まり、費用負担の押し付け合いまで。数々の醜態が晒された結果、開幕が3年後に迫ったいまも大会に対する世間の不安や疑問は払拭されないままだ。いったいこの迷走は誰がどうして招いたのか。そして、いまからでも東京五輪の問題を正しくとらえ、解決する手立てはないのか。近代五輪が抱える問題と併せて、大会の成功を危ぶむスポーツライターの玉木正之氏に聞いた。

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コメント(8)

  • 74
    能田 達規

    マンガ家 2017/06/29 18:19

    オリンピックと元凶は同じなのですが、「国体不要論」が唱えられて久しいというのに未だに全国持ち回りで箱モノを作り続ける国民体育大会ももういい加減、見直したらどうでしょう。
    県外選手を雇用して開催県が必ず優勝するシステム。国体がスポーツ振興には何の役にも立たないどころか有害でさえあるという人さえいます。
    施設に関しても国体の開会式のための郊外の巨大陸上競技場より街中のコンパクトなスタジアムの方がよほど継続的に地元の人のスポーツ振興に貢献出来ると思います。
    ちなみに我が故郷、愛媛県で今年行われるえひめ国体。
    松山中央公園に総工費50億円?のアクアパレットという真新しい豪華水泳施設があるのですが、その客席付きの立派な50メートル競泳プールの水深が国体の規定に数十センチ足りなくて特設プール(8億5000万円)を作るそうです。経緯を聞く限り完全に松山市役所職員の怠慢による損失ですが、こういう国体絡みの地方の税金の無駄遣いを国が厳しく検証する作業も必要だと思います。
    国民体育大会には国民の税金が使われているのですから。 

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  • 41
    森本美行

    fangate(株) 代表取締役/一般社団法人日本スポーツマンシップ教会理事 2017/06/30 10:01

    玉木さん良くぞ言ってくれたという感じですね。現状のスポーツ業界というか体育業界は、多くの場合体育、体育会の価値観で生きてきた方で占められている。ところが今後目指すべきはスポーツの産業化であったり普及だ。それを実践するためのプレーヤーのスペックがそもそも異なっている事に気が付いて手を打たないと変わるのに時間がかかり過ぎてしまう。

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  • 40
    小林至

    江戸川大学教授 元福岡ソフトバンクホークス取締役 2017/06/30 14:19

    スポーツと体育の違いについて、なるほどと、思わず膝を打ちましたのが、インタビュー中の以下の部分。「スポーツとは知育、徳育、そして体育の融合体のわけですから、スポーツをただ単に体育と和訳してしまえば、元来スポーツに含まれている知育と徳育がなくなってしまう。スポーツを体育ととらえるのは義務教育までで、先生に体を鍛えてもらうためと考えればいい」

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