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素人に部活顧問を任せた責任は、誰が取るのか? リスク管理なき制度設計

先日、新潟県の高校野球部女子マネジャー(16)が練習後に倒れ、帰らぬ人となる痛ましい事故が発生しました。この事故では、現場におけるリスク対応に問題があったと指摘されています。このケースにかぎらず、部活動において危機管理の訓練を受けたプロが対応できるケースはまれ。こうした部活動が内包するリスクについて、名古屋大学准教授の内田良先生に解説を依頼しました。

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コメント(10)

  • 80
    小林至

    江戸川大学教授 元福岡ソフトバンクホークス取締役 2017/08/25 15:03

    今年の4月から、文科省が、「部活動指導員」を学校職員に位置付け、指導員も顧問ができ、引率も職務になりましたから、以前よりは、部活動も、学校教育のなかに組み込まれるようになりましたから、今後、この制度が広まることで、本コラムにおける内田先生のご指摘『部活動は広くは学校教育の範疇に入るけれども、正規に教えるべきものとして定められているわけではない(いわゆる「教育課程外」である)』は、少しずつ、改善はされていくことでしょう。
    しかし、ボトルネックは予算。日本の教育予算は、OECD諸国のなかで、最低レベルとのことで、とにかく少ないなか、あらゆる分野において、予算の増額が求められているなか、部活動にどれだけ予算をつけることが出来るかが、根本の問題なのではないかと思います。

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  • 36
    西岡明彦

    株式会社フットメディア代表取締役/スポーツコメンテイター 2017/08/25 08:49

    授業やクラス担任を受け持つ先生がクラブ活動の指導者や顧問に就くというのは、相当な負担になっています。
    専門の指導者を招聘している一部の私学と同様に、国公立学校でも専門の指導者を招聘してクラブ活動を運営する方策があると良いですね。

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  • 34
    森本美行

    fangate(株) 代表取締役/一般社団法人日本スポーツマンシップ協会理事 2017/08/25 09:52

    今後のためにとても大事な問題が沢山含まれていますね。
    ただ、部活動で廊下を走るのは「部活動がグレーゾーンだから」では無いと思う。吹奏楽部の学生を雨の日にわざわざ学校の廊下でランニングをさせるのは、その事によって本当に演奏に必要な体力をつけることが出来るのかと言う知識と、公共の場を集団で走ったらどのような事が起きそうかと言う当たり前の事を考える想像力の欠如で個人の資質の問題だ。本当の問題は、
    その競技において専門外の教師が指導することは学生にとって良いことなのか?事故が起きた時の責任は誰なのか? 部活の顧問は職として責任と拘束とそれに伴うベネフィットがある正式な業務上の辞令なのか?おかしいと誰もが感じる制度であっても個別に修正、改革は不可能なのか?外部に委託すると言う選択肢を選ぶ場合その受け皿は十分なのか?…etc 結局スポーツを体を鍛える教育=体育として学校に持ち込んだが、課外活動としてスポーツが普及して来たためどう取り扱って良いのか分からないというのが実態だと思う。2020におけるスポーツの盛り上がりの一方で、本来こうしたグラスルーツの根深い問題を真剣に議論すべきだと思う。

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