ひとつ前のお話はこちら

おほしさまを全部失ったり、テレビさんの「やさしいうそ」がバレたり。
ショックのあまり飛び出しいったベイスたんは、
いったいどこへ行ってしまったのでしょうか。

©カネシゲタカシ

やっぱりベイスたんはいないようです。
10日の神宮でのヤクルト戦でもらった勝利のおほしさまと
森本稀哲選手のシウマイ。
それを大喜びするはずのベイスたんは、いません。

©カネシゲタカシ

11日は残念ながら負けちゃったけど、
10日はラミちゃんや中村ノリ選手も大活躍して…
ナイスゲームだったよね。

©カネシゲタカシ©カネシゲタカシ

テレビさん、どうか泣かないで。

たしかにベイスたんにウソはついたけれど、それは「やさしいうそ」。

それをしなければ、ベイスたんは、おほしさまををたべなかったんだし、
誰だってそうしていたと思うんだ。


どん、どん、どん!


ん…音がする。
だれか来たよ!

©カネシゲタカシ

冷ぞうこさんだ!
どうやら冷ぞうこさんが、ベイスたんを見つけたみたい。
よし、みんなでついていこう!

~つづく~

ひとつ後のお話はこちら

カネシゲ タカシ

漫画家・コラムニスト。1975年生まれ、大阪府出身。 「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 現在は「週刊アサヒ芸能」や「スポーツナビ」に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。 著書・共著に『みんなのプロ野球川柳』、『みんなの あるあるプロ野球』(ともに講談社)、『ベイスたんやよ!』(KADOKAWA)、『野球大喜利 ザ・レジェンド』(徳間書店)などがある。 元よしもと芸人。