ひとつ前のお話はこちら©カネシゲ タカシ

シウマイはなくなってしまったけれど、まだまだ おほしさまがあるね。

でも、たぶん「おほしさま」と「チケット」を交換することも可能だから、
心配はいらないよ。


さて、今日の試合の行方は…

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ルーキーながらずっとローテーションで踏ん張ってきた井納翔一投手が、
ついにプロ初勝利です!

好投報われず勝ち星がつかなかったり、いろいろ不運もありました。
今日は序盤のピンチも見事に切り抜け、その後打線の援護にも恵まれて…
やっとやっと勝利をつかむことができました。

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きっと井納投手も、今日手に入れた白星の喜びは、ずっとずっと忘れないと思うよ。
選手とベイスたんは、いつだって同じ気持ちなんだね。


さて、最近のベイスターズがつよい理由のひとつに、
“遅咲き”の選手の活躍があります。

松本啓二朗選手や井手正太郎選手、そして井納翔一投手。

いまじゃベイスターズに欠かせないこれらの選手は、
よく“遅咲き”という表現で語られますが…


……ん?なんだい、ベイスたん?

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「さいて、さいて、さきみだれちゃって、ほしいやよ!(ぴょーーん)」


そうだね、ベイスたんの言うとおりだね。

早く咲いても、遅く咲いても、花は花。
その美しさは、かわらない。

そして遅く咲く花にはきっと、本物のつよさがそなわっていることでしょう。

~横浜、遅咲き、乱れ咲き~

花のように美しく、
つよく やさしく 突き進めベイスターズ!

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カネシゲ タカシ

漫画家・コラムニスト。1975年生まれ、大阪府出身。 「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 現在は「週刊アサヒ芸能」や「スポーツナビ」に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。 著書・共著に『みんなのプロ野球川柳』、『みんなの あるあるプロ野球』(ともに講談社)、『ベイスたんやよ!』(KADOKAWA)、『野球大喜利 ザ・レジェンド』(徳間書店)などがある。 元よしもと芸人。