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【5月31日(金)】

©️カネシゲタカシ

今日までの遠征用の観戦チケットは、すでに手に入れてありました。

ブランコ選手はDHの出場です。
この前のデッドボールの影響がまだ残っているのでしょう。

さて、結果は……?

©️カネシゲタカシ

ああ、残念…。
序盤で大差をつけられてしまい、くやしい敗戦となってしまいました。

さすがのベイスたんも、ぷるぷるもちもちとふるえています。
元気をだして… といっても、今は無理なのかな…。

©️カネシゲタカシ

Kスタにやってきた、ベイスターズファンの会話がきこえてきました。

「こんき、2どめの、“ご”…」

そう、「今季2度目の“ご”」といえば…

©️カネシゲタカシ

そ、そうだ!そうだよ、ベイスたん!!


きょうもファーストのスタメンとして出場した後藤武敏選手が、
9回2アウトの土壇場で、第2号ホームランを打ってくれたんだよ!

5連敗の「ご」は忘れちゃいけない。
でも、後藤選手の「ご」だって、絶対に忘れちゃいけない。


「おつぎに、つながる、いじの、いっぱつやよ!
ごとうせんしゅ、つおいやよ!やさしいやよ!
ベイスたん、ごとうたけとしせんしゅ、すきーーーー!
ベイスターズも、すき、すき、すきーーーー!!(ぴょーん)」


くやしすぎる敗戦のなかにも、いつだってベイスたんは光を見つけます。


「うん…そういえばケガで苦しいブランコも、
タイムリーヒットを打ってくれたよね」

「井納のあとをうけた小林寛は、よかったよね。
また先発のチャンス、あるんじゃないかな?」


さっきまで落ち込んでいたベイスターズファンの2人も、
いろいろな光を見つけたようです。

©️カネシゲタカシ

山あり、谷あり、それがペナントレースです。

いまは、一番苦しい時。

チームを勇気づけて、はげますことができるように、
今日もいっしょうけんめいベイスターズを応援しようね、ベイスたん!

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カネシゲ タカシ

漫画家・コラムニスト。1975年生まれ、大阪府出身。 「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 現在は「週刊アサヒ芸能」や「スポーツナビ」に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。 著書・共著に『みんなのプロ野球川柳』、『みんなの あるあるプロ野球』(ともに講談社)、『ベイスたんやよ!』(KADOKAWA)、『野球大喜利 ザ・レジェンド』(徳間書店)などがある。 元よしもと芸人。