「生徒の目を守りたい」という想い

 6月3日に瀬戸内高校では紫外線が目に与える影響や健康管理の重要性を学ぶ出前授業が行われ、その中で櫨木校長より全校生徒のサングラス着用解禁が発表された。

 櫨木校長は、自身が目の病気を患った経験から、若いうちから目を大切にしてほしいという強い想いを抱き、Zoffの取り組みに賛同したという。櫨木校長は次のようにコメントしている。

「目が見えることは決して当たり前ではありません。生徒たちには日々の生活の中で自分の目を大切にする意識を持ってほしいと思っています。本日の講演を機に、部活動時に加え、登下校や屋外授業、休み時間など、強い日差しや紫外線の影響を受けやすい場面で、生徒自身が目を守るためにサングラスを着用できるようにしました」

 部活動や体育など、まずは強い日差しの影響を受けやすいスポーツシーンでの活用からスタートし、生徒たちが自然に目を守れる環境づくりを進めていくとしている。

従来の慣習を尊重しながら築く「目を守る文化」

 着用にあたっては、生徒の活動を妨げずなじみやすい掛け心地のサングラスが選定された。今回採用された「Galileo(ガリレオ)」というモデルは、フレームに柔軟性のあるラバー素材が使われており、激しい動きを伴う部活動などのスポーツ時でも壊れにくく、フィット感が高いのが特徴だ。また、濃度の濃いカラーレンズを使用することで、紫外線だけでなく夏の眩しい日差しもしっかりとカットし、長時間の屋外活動でも負担を感じにくく学校生活に取り入れやすい仕様となっている。

 日本の教育現場において、サングラスの着用はこれまで一般的ではなかった。Zoffは、従来の校則が子どもたちの安全と秩序を守るために大切にされてきた背景に敬意を払いながらも、変化する社会環境の中で、教育現場と対話を重ねながら“目を守る新常識”をともに築いていきたいと述べている。

 同社は今後も、サングラスに対するネガティブな印象を払拭し、生徒たちの目の健康を守るため”紫外線対策の文化”が日常に根付くよう支援を続けていく方針だ。スポーツや学校生活における安全管理の基準が見直される中、瀬戸内高校の決断は、生徒の将来の健康を見据えた教育現場の新たなモデルケースとして注目される。


VictorySportsNews編集部

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