9月30日に開幕するアジア大会は、日本での開催が32年ぶりとなるアジア最高峰の総合スポーツ大会であり、柔道日本代表からは次世代を担う若い選手たちが世界の強豪に挑む。柔道は愛知国際アリーナを舞台に行われ、9月30日〜10月2日に個人戦、10月3日に男女混合団体戦が行われる。男女混合団体戦は種目が導入された2018年ジャカルタ大会、2022年杭州大会と連覇を続けており、3大会連続の金メダル獲得に大きな期待がかかる。
10月4日から始まる世界選手権は世界のトップ柔道家が集結する最高峰の戦いで、ロサンゼルス五輪の出場権獲得に必要なポイントが与えられる重要大会の一つだ。アゼルバイジャンの首都バクーで開催され、10月4日から10日までの個人戦に加え、最終日11日の男女混合団体戦では王座奪還を懸けて挑む。
塚田全日本女子監督が語る、順調な強化とチームの現在地
両大会で女子代表の指揮を執る塚田真希全日本女子監督は、代表決定からの強化プロセスについて順調な仕上がりを口にしている。
今年4月に代表選手が決定して以降、5月の合宿を皮切りに個別分散合宿を重ね、8月にはカザフスタンで強化合宿を実施。現地では外国人選手特有の力強さや組手、リーチの長さといった国内では得られない特徴への対応を確認し、実戦想定の負荷が高い練習を重ねた。これは国際経験の浅い若手にとって大きな刺激となったほか、選手・スタッフ間のコミュニケーションを通じたチームビルディングにもつながったという。
現在は世界選手権・アジア大会に向けて、担当コーチや所属の監督・コーチと連携しながら個々の課題に取り組んでおり、準備は順調に進んでいるという。塚田監督は「2028年ロサンゼルス五輪を見据えても重要な大会。選手たちの健闘を期待している」と手応えを語る。
次世代の台頭と世界王者としての誇りを懸けた12日間の連続決戦。ロサンゼルス五輪への足がかりとなる秋の連戦で、日本代表がどのような戦いを見せるのか注目したい。
画像提供:全日本柔道連盟