#ショーン・ホワイト
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スノーボード
平野歩夢が継ぐ王者の系譜 ~ショーン・ホワイトが築き上げた社会的地位
プロ野球が開幕して球春を告げ、ウインタースポーツのシーズンが終わりに近づいている。今季を振り返るとハイライトの一つは、北京冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプだろう。平野歩夢(TOKIOインカラミ)が初の金メダルに輝き、同時にこれまで五輪を3度制覇したショーン・ホワイト(米国)が現役生活に終止符を打った。ホワイトは五輪におけるスノーボードの地位を確固たるものにし、多方面の企業からサポートを受けるなど選手のステータス向上をもたらした。改めてホワイトの来し方を見ていけば、王者の系譜を受け継いだ平野の今後への期待が膨らんでいく。
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北京オリンピック
競技以外でも視聴者を楽しませた北京オリンピックの各国ウェア
91の国と地域から約2900人の選手が参加した北京オリンピックが2月20日の閉会式で幕を下ろした。日本のメダル獲得数は金3個、銀6個、銅9個の合計18個。スキージャンプ男子ノーマルヒルの小林陵侑選手、スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手、スピードスケート女子1000メートルの高木美帆選手の3人が金メダルを獲得した。この3選手のメダル獲得シーンを何度も繰り返し見て脳裏に焼きついている人もいれば、それ以外の選手の競技シーンが記憶によみがえる人もいるだろう。
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スノーボード
北京五輪前独占インタビュー ~平野歩夢の生き方にまで溶け込むLifeWearとしてのユニクロ
ソチ、平昌五輪で銀メダルを獲得し、東京五輪ではスケートボードで出場し“二刀流ライダー”として注目を集めた平野歩夢。21年10月下旬、北京五輪への出場に向けてスイスでトレーニングを行う平野にインタビューを行った。その模様を前編・後編の2回にわたって紹介する。
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スノーボード
平野歩夢はなぜ負けた?「かっこよさ」と曖昧な採点基準を考える
スノーボードフリースタイルのジャッジの資格を持っています。今回の採点を僕なりにお伝えすると文中にもある『総合的な印象』というのはやはりジャッジの主観です。それはスノーボードの歴史とも多く関わっているものです。ストリートから産み出されたスポーツだからと言ってしまえばそれまでです。平野選手も金メダルに匹敵する滑りでした。ひとつホワイト選手が上回った、もしくは試合巧者だったのは予選を1位通過したことです。これで決勝が最終滑走となり、最後の最後でジャッジにアピールできる順番となりました。ジャッジはそれぞれレンジ(得点の範囲)で順位をつけます。もし平野選手が3本目にどれだけパーフェクトランをしても99点までしかいかなかったでしょう。それは最終滑走のホワイト選手がそれ以上の滑りをしたら最高点の100点を残すためです。しかも過去のX-GAMESとW杯で100点を出しているホワイト選手。平野選手に勝つためには予選を1位通過し最終滑走になるしか勝つ道がない、そう挑んだ結果だと考えます。『総合的な印象』を最後の最後に見せつけ、ジャッジの主観を味方につけた勝利と言っていいでしょう。 -
スノーボード
平野歩夢、王位継承なるか? 歴代王者にみるスノーボードの歴史とオリンピック
これまでのスノーボードの歴史を振り返り記事。ソチ以降、競技やスタイルとは違った部分(飲酒、大麻)でしかニュースに出てこなかったが、この平昌で明るいニュースが欲しい。平野選手にはメディアコーチをつけて欲しいなと思います。普段の平野選手はもっと笑顔でハキハキ話すのに、報道ニュース見てるとちょっと暗いのが気になります。5 Comments
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