#ショーン・ホワイト
-
スノーボード
平野歩夢はなぜ負けた?「かっこよさ」と曖昧な採点基準を考える
スノーボードフリースタイルのジャッジの資格を持っています。今回の採点を僕なりにお伝えすると文中にもある『総合的な印象』というのはやはりジャッジの主観です。それはスノーボードの歴史とも多く関わっているものです。ストリートから産み出されたスポーツだからと言ってしまえばそれまでです。平野選手も金メダルに匹敵する滑りでした。ひとつホワイト選手が上回った、もしくは試合巧者だったのは予選を1位通過したことです。これで決勝が最終滑走となり、最後の最後でジャッジにアピールできる順番となりました。ジャッジはそれぞれレンジ(得点の範囲)で順位をつけます。もし平野選手が3本目にどれだけパーフェクトランをしても99点までしかいかなかったでしょう。それは最終滑走のホワイト選手がそれ以上の滑りをしたら最高点の100点を残すためです。しかも過去のX-GAMESとW杯で100点を出しているホワイト選手。平野選手に勝つためには予選を1位通過し最終滑走になるしか勝つ道がない、そう挑んだ結果だと考えます。『総合的な印象』を最後の最後に見せつけ、ジャッジの主観を味方につけた勝利と言っていいでしょう。 -
スノーボード
平野歩夢、王位継承なるか? 歴代王者にみるスノーボードの歴史とオリンピック
これまでのスノーボードの歴史を振り返り記事。ソチ以降、競技やスタイルとは違った部分(飲酒、大麻)でしかニュースに出てこなかったが、この平昌で明るいニュースが欲しい。平野選手にはメディアコーチをつけて欲しいなと思います。普段の平野選手はもっと笑顔でハキハキ話すのに、報道ニュース見てるとちょっと暗いのが気になります。5 Comments
6 Comments