#マスターズ・トーナメント
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ゴルフ
マスターズを意識して1メートルのパットを決めた金谷拓実 ~ガラスのグリーンに挑む鋼の心臓
ゴルフの格言に”パット・イズ・マネー”がある。いくら300ヤードのドライバーショットを放とうが、5センチのパットを外してはいいスコアをつくれない。いわばパットは賞金に直結するほど重要だと言うことを意味している。2022年に向け、この言葉を体現して大きな夢への扉をこじ開けた男子プロゴルファーがいる。金谷拓実、23歳。土壇場のしびれるパットを決めたことで4月のマスターズ・トーナメントの出場権を獲得し、新年のさらなる飛躍を期待させる逸材だ。
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ゴルフ
至極のマスターズ・トーナメント ~いつもと違うオーガスタを感じて
ゴルフの祭典、マスターズ・トーナメントが11月中旬、第84回にして初めて秋に開催された。例年は花咲き誇る春先に実施されるメジャー大会が新型コロナウイルスの影響で延期。日本でもテレビ中継された試合の光景はいつもと異なり、それゆえに発見できた素晴らしさもあった。大会創設に携わった伝説的名選手、ボビー・ジョーンズ(米国)の息づかいを感じさせるような雰囲気。優勝は世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)で、大会新記録の通算20アンダーで制した。会場の米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGCはいつにも増して原点を想起させる景観をのぞかせ、特別感の中に世界の強豪選手らを包み込んでいた。