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元イタリア代表のピルロ、ミラン時代にバルサのグアルディオラ監督から勧誘を受けていた事実を告白
ピルロは3月6日に発売されたフランスのスポーツ紙『レキップ』とのインタビューで、2010年にグアルディオラ監督から勧誘を受けた。しかし、当時の所属クラブだったミランの合意を得られず破談に終わった過去を打ち明けた。 「2010年にミランはカンプ・ノウ(FCバルセロナの本拠地)でバルサと親善試合を行った。その試合後、グアルディオラ監督のオフィスに呼ばれ、そこでバルサでプレーする意思があるか尋ねられたんだ。彼が個人的に僕と話す機会をつくってくれたことは、とても嬉しかった。でもミランに僕を放出する意思はなかった」 自身のキャリアを振り返った37歳のピルロ。もっとも辛かった時にミラン時代の2004-05チャンピオンズリーグ決勝(CL)リバプール戦をあげた。この試合、ミランは前半で3点のリードを奪うものの、後半に連続失点で3―3の同点に追いつかれた末、PKで敗れた。 「頭が真っ白だった。非現実的な試合の後、僕らは非現実的な雰囲気に包まれてしまった。CLの決勝をあのような形で負けることは、そう簡単に忘れられるものじゃない。誰にも同じ経験はして欲しくないね」 一方、もっとも幸福だった瞬間には、イタリア代表の一員として出場した2006年ワールドカップ。開催国を2―0で退けた準決勝のドイツ戦をあげた。 ピルロは最後に、自身のプレースタイルについても言及した。 「僕のプレーはすべて直感によるものなんだ。だから説明することなんてできない。僕のサッカーの基本は、いつでもシンプルにプレーすること、そしてチームメートにとってやりやすいプレーをすることなんだ」
