1月30日、『ユーロ・スポート』によると、18年シーズンからスペインリーグで、試験的にビデオ判定が導入する見通しとなった。リーガ・エスパニョーラ会長のハビエル・テバスが明らかにした。

 1月29日のバルセロナ対ベティス戦で、バルセロナがゴールしたかに見えたプレーが認められなかった。スペインのTV番組『El Chiringuito』によれば、ビデオ映像を見るとシュートは、ベティスのDFがボールクリアをする前に、ゴールラインを57センチも割っていたという。

 サッカーのビデオ判定の流れは以下の通り
 審判がビデオ判定を必要とした時、判定をサポートするアシスタントへの通知。または、アシスタントが審判に判定の見直しを勧告。
 アシスタントは、映像を再生。画像に映し出されている状況について、イヤホンを通し審判に報告。
 審判は、判定を下す前にピッチサイドでビデオを確認。もしくは、ビデオのアシスタントが提供した情報を基に判定を下すかを決定する。

【ビデオ判定】(Instant replay, Challenge)。スポーツ競技で、審判員の肉眼での判定が難しい場合、または判定に異議がある時に、撮影・録画されたビデオ映像を使用し、判定を行う方法。ビデオ判定を導入しているスポーツに、アメリカンフットボール、大相撲、テニス、ラグビーなどがある。2016年のクラブワールドカップでは、VARs(ビデオ・アシスタント・レフェリー制度)が試験的に導入された。


VictorySportsNews編集部