
陸上
現代マラソンの“影の主役”ペースメーカーとは
集団を引っ張っていたランナーが30キロを過ぎた時点で急に足を止め、歩き出す。ペースメーカーと呼ばれる彼らは設定タイムどおりに走り、決められた距離を走ってレースを離れる。他のランナーはレース中盤まで余計な消耗戦を避けることができたり、風よけの役割も果たしてくれるため、好記録が生まれやすい状況ができあがる。
プロ経営者 2017/03/08 09:17
マラソンファンやコア層には記録は重要な要素なのでしょうが、今のスポーツ界全般に、ライト層へのアプローチが私は重要だと考えています。ペースメーカーを中心に機械的にレースが進むのをライト層も楽しめているのか疑問はありますが、何より、日本人スター選手がライトには分かりやすいですよね。一足飛びには難しいでしょうが、いっときの川内選手のようにでも、注目が集まる選手がもっと出てきて欲しい。
もっと読むノンフィクションライター 2017/03/08 09:29
スポーツを描くことの多いノンフィクションライターとしては「ペースメーカー」という存在には以前から関心を持っていました。
もっと読む彼らはどんな経緯でこの役割に就き、どんなトレーニングをし、どんな思いで裏方に徹しているのか? そのヒントが含まれていて、興味深く読みました。
漫画家・コラムニスト 2017/03/08 18:14
パソコン入力に慣れると漢字を忘れる。カーナビに慣れると地図が読めなくなる。
もっと読むそれと同じで、「ペースメーカーに慣れると勝負弱くなる」というのはとても興味深いです。
もうカーナビなしでの運転が考えられないように、一度便利さに慣れてしまうとなかなか元に戻れなくなるのが人の常。ペースメーカーなしのレースはアスリートの本能を試される場面だろうし、そういう状況で輝ける選手を応援したくなります。