途中出場でメキシコリーグのピッチへ

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日本代表MF本田圭佑の所属するパチューカは22日、第6節のヴェラクルス戦を行った。開幕戦から欠場が続いていた本田はベンチ入りを果たし、後半13分からピッチに立つと、その15分後には初ゴールを記録。チームも4-1で勝利し、今季通算3勝3敗と星を五分に戻している。

3-0とリードをして迎えた後半13分、本田はチリ代表FWアンジェロ・サガルとの交代でメキシコリーグのピッチに立つ。右足ふくらはぎの肉離れで欠場の続いていた本田の登場に、スタンドからは大歓声が沸く。そんな中、背番号2を付けた日本代表アタッカーは、自身の価値を見せつけた。

トップ下に入った本田は、CKからヘディングでゴールを狙うなど、ヴェラクルスのゴールへと迫っていっていく。そして迎えた後半28分、スルーパスを受けた本田はドリブルで1タッチし、ボールを運ぶと、ペナルティエリアの外から2タッチ目に左足でシュートを放つ。低い弾道の強烈なシュートは、GKの指先を抜けてゴールに決まり、パチューカはリードを4点に広げた。

パチューカの本拠地エスタディオ・イダルゴは、標高2000メートルを超える位置にあり、気圧が低い。そのためシュートは変化しやすく、メキシコリーグでは遠い位置からのシュートが効果的と言われていた。これまで試合でプレーすることのなかった本田だが、しっかりと準備を続けてきた結果、見事に環境に合わせたシュートでゴールを奪ってみせた。

日本代表招集に向けてもポジティブな結果

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初ゴールの後も本田は前線で起点となり、攻撃を組み立てるなど、存在感を発揮。後半40分には本田のラストパスからゴールが決まったかと思われたが、オフサイドと判定されてアシストとはならなかった。さらにミドルシュートで2点目を狙うなど、負傷からの完全復活を印象付けるプレーを見せ続けた。

試合はヴェラクルスの反撃を1点に抑えたパチューカが4-1で勝利、リーグ戦3連勝を飾っている。24日には、W杯アジア最終予選のオーストラリア戦とサウジアラビア戦に向けた日本代表メンバーが発表されるが、日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督にも大きなアピールとなったはずだ。

早くも批判を浴びる本田圭佑 メキシコデビュー戦で求められる一発回答

世界的に大きな話題となって本田圭佑のパチューカ移籍。しかし、前期リーグが開幕したが本田は負傷のため、出場できていない。現地では、開幕3連敗の責任を期待の外国籍選手に求める声があがり始めている。

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