ひとつ前のお話はこちら©カネシゲタカシ

「やったやった!ベイスターズがかった!
ベイスターズがかったやよ~!!
ラミちゃんと、ブランどんが、がんばってくれたやよ!」

今日は最後にハラハラしたけど、1対0で勝つことができたね!
いわゆる「スミ1勝ち」は95年8月30日ヤクルト戦以来なんだって。
記念すべき勝利だね!

しかも今日は、なんとなんと「セントラル大ちゃんス」もあるよ!

©カネシゲタカシ

…あれあれちょっと、ベイスたん。
おなかが空きすぎて、またほっぺが痩せこけてきたよ。
きょうはおほしさま、たべようか。

「いややよ!ベイスたん、おほしさま、ためるやよ!
あと2ケで、あと2ケで、はますた、いけるやよ!
ベイスたん、がんばってためたやよ!(ぷぅーっ)」

©カネシゲタカシ

ほらほら、テレビさんも心配してるよ。

「いややよ!」

©カネシゲタカシ

「だって、はますた、いきたいやよ~!(うわーん)」

©カネシゲタカシ

「あっ…ジャイアンツの、はらかんとくやよ!
こんばんは~!!」

©カネシゲタカシ


「ごいすーやよ!ベイスたん、はくしゅするやよ!(ぱちぱちぱち)」

©カネシゲタカシ

「おれいをいうの、こっちやよ!おほしさま、ぎょーさん、もろたやよ!
ありがとうございますやよ!(ペコリ)」

©カネシゲタカシ

「ZZZ…(むにゃむにゃ)」

©カネシゲタカシ

あ、テレビさんの頭脳プレイだ!

無理矢理おほしさまをたべさせる結果になったけど、
おなかペコペコじゃ、絶対にハマスタには行けないもんね。

「ぐーたっち、するから、かえってほしいやよぉ…(むにゃむにゃ)」

ベイスたんは、原監督の夢をみながら眠っちゃったみたい。
さあ、交流戦もあと3試合。
きっときっとハマスタにも行けるよね。
あしたも一生懸命、ベイスターズを応援しようね!

「おもしろいかお、やめてほしいやよぉ…(むにゃむにゃ)」

ひとつ後のお話はこちら

カネシゲ タカシ

漫画家・コラムニスト。1975年生まれ、大阪府出身。 「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 現在は「週刊アサヒ芸能」や「スポーツナビ」に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。 著書・共著に『みんなのプロ野球川柳』、『みんなの あるあるプロ野球』(ともに講談社)、『ベイスたんやよ!』(KADOKAWA)、『野球大喜利 ザ・レジェンド』(徳間書店)などがある。 元よしもと芸人。