ひとつ前のお話はこちら©️カネシゲタカシ

【4月30日(火)】

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同点に追いつく、ブランコ選手、中村ノリ選手の連続ホームラン!

でも、決めたのは この人でした。

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そう、決勝打は8回に飛び出した金城選手のタイムリーヒット!
チームの連敗を止める殊勲の一打となりました。

しかし、それだけではなかったのです。

【5月1日(水)】

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なんと、なんと、この日もこの2人がかっ飛ばす!

ブランコ選手は3試合連続のホームラン。
そしてそして、中村ノリ選手は日米通算で2000本安打を達成したよ!


でも、試合を決めたのは…

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今年のベイスターズは、いつだってミラクル!
連日のお立ち台!連日の大活躍!そう、われらが金城選手です。

中継ぎ投手陣をほぼ総動員した“全員野球”の結末を、
最高のハッピーエンドに仕立てあげてくれました。


「きんじょうせんしゅ、いつだって、チームをたすけてくれるやよ!
いつだって、チームのことを、かんがえて、くれているやよ!

つおいやよ!やさしいやよ!かっくいいやよ!
ベイスたん、きんじょうせんしゅ、すきーーーーーっ!!!(ぴょーん)」

ヒーローインタビューでも、「チーム」という言葉を何度も使っていました。

ベイスターズ一筋。

結果と背中でチームを引っ張る金城選手のような存在は、
横浜の優勝には絶対に欠かせないものなのです。

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おや。連勝ですっかり気をよくしたベイスたんが、新しい遊びを思いついたようです。

「ベイスたんが、ホームのインをしたら、みんなで、しゅくふくを、してほしいやよ」


なるほど、金城選手のサヨナラホームランのシーンをみて、
やってみたくなったんだね。

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おサムちゃんの容赦ない一撃で、
危うくこの世からサヨナラしかけたベイスたんでした。

良い子は真似しちゃダメだからね!

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カネシゲ タカシ

漫画家・コラムニスト。1975年生まれ、大阪府出身。 「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 現在は「週刊アサヒ芸能」や「スポーツナビ」に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。 著書・共著に『みんなのプロ野球川柳』、『みんなの あるあるプロ野球』(ともに講談社)、『ベイスたんやよ!』(KADOKAWA)、『野球大喜利 ザ・レジェンド』(徳間書店)などがある。 元よしもと芸人。