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【6月22日(土)】

©️カネシゲタカシ

「ミルキーウェイ大ちゃんス」がかかった最初の試合。

果たして結果は……

©️カネシゲタカシ

1点リードでむかえた4回裏に飛び出した
石川キャプテンの2点タイムリー・スリーベースヒット!
ベンチに向かって掲げたガッツポーズが、チームとスタンドを鼓舞します。


そして少し調子が悪かった藤井投手のあとをうけた中継ぎ陣が
試合を作り……

©️カネシゲタカシ

プロ入り6年目、大田阿斗里投手に、うれしいうれしい初白星がつきました!

「うわーい、うわーい、ベイスターズが、かった!
ベイスターズが、かったやよ!

いしかわキャプテンの、ヒーローのインタビュー、ちからづよいやよ!
おおたとうしゅの、ヒーローのインタビュー、しあわせいっぱいやよ!

ベイスたん、ベイスターズ、すきーーーっ!!(できるだけ たかくぴょーん)」


貴重な貴重な「1勝」が手に入りました。

このあとのローテーションは、三浦投手に三嶋投手。
これ、3連勝いけるんじゃないかな?
三浦、三嶋と、なんか「三」が続くし…(関係ないかな?)

©️カネシゲタカシ

ちなみに大田阿斗里投手は、6年前のデビューから続いた連敗を10でとめたんだ。

「やっとプロ野球選手になれたと思います」っていう、大田投手の言葉、ジーンときたよね。

©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ

「おおたあとりとうしゅ、はつしょうり、おめでとうやよ!」


うん、ベイスたんの言うとおりだね。

一生懸命戦ったからこそ、負けるんだ。
そして負けたぶんだけ、強くなれるんだ。

敗北は、勝利への近道。

大田阿斗里投手とベイスターズの快進撃を、
きょうも、あしたも、あさっても、ずっとずっと見守っていこうね、ベイスたん!

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カネシゲ タカシ

漫画家・コラムニスト。1975年生まれ、大阪府出身。 「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 現在は「週刊アサヒ芸能」や「スポーツナビ」に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。 著書・共著に『みんなのプロ野球川柳』、『みんなの あるあるプロ野球』(ともに講談社)、『ベイスたんやよ!』(KADOKAWA)、『野球大喜利 ザ・レジェンド』(徳間書店)などがある。 元よしもと芸人。