#プロ野球
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プロ野球
石川雅規の成績に見る、200勝達成の価値
球界最年長、プロ22年目を迎えた石川雅規(ヤクルト)。彼がここまで積み上げてきた勝利数は、通算184勝に達している。石川はかねてから、「目標は200勝」と公言し、それが現役生活を続ける上での大きなモチベーションとなっていると言う。
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野球
スワローズOBが球界各所で活躍する裏にある、野村イズムの継承
2021年に球団20年ぶりの日本一、2022年は同29年ぶりのセ・リーグ連覇を達成した東京ヤクルトスワローズ。今シーズンは5月8日現在で4位と苦戦を強いられているものの、ここから巻き返してリーグ3連覇を達成すれば、セ・リーグでは読売ジャイアンツ、広島東洋カープに次いで3球団目の偉業となる。 そのヤクルトは、共に就任4年目を迎えている髙津臣吾監督、池山隆寛二軍監督を筆頭に、首脳陣の大半をチームのOBで固めている。ただし、他球団にもヤクルトのユニフォームに袖を通したことのある監督、コーチは少なくない。
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野球
2020年代に入り、夢でしかなかった160キロを超える投手が続出する“新時代”へ。かつての日本最速・五十嵐亮太が語る2つの理由
現在の日本球界NO.1の速球王、千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希が4月14日のオリックス・バファローズ戦(ZOZOマリン)に先発。初回から時速160キロ台のストレートを連発し、共に今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦った山本由伸との投げ合いを制した。
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野球
現場を精力的に取材した五十嵐亮太が語る、「WBCが球界に残したもの」
全勝のまま勝ち上がった侍ジャパンが決勝でアメリカを破り、14年ぶりの王者に返り咲いた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。1次ラウンドから投打で活躍を続けてきた大谷翔平が最後は抑えとしてマウンドに上がり、今回のアメリカ代表の顔であり、エンゼルスのチームメイトでもあるマイク・トラウトを空振り三振に斬って取るというフィナーレは、日本中を熱狂させた。
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テニス
レジェンドである親の名前を超える名選手に。石井琢朗の娘が、プロテニスプレーヤーに転向
17歳の石井さやか(ITFジュニアランキング10位、3月20日付け)が、3月21日付けでプロフェッショナルに転向し、プロテニスプレーヤーとして新たな一歩を踏み出した。「目標は、グランドスラムで優勝することです」と語る石井の所属先は、臨床検査事業や医療コンサルティング事業などのヘルスケア分野を手がける株式会社ユニバレオとなった。代表取締役社長の久川聡氏は、石井に次のような期待を寄せている。 「われわれも世界に向けて挑戦を始めたところでございます。石井さんがプロとしてさまざまな困難に立ち向かう姿が、われわれと重なります。みんなを勇気づける、笑顔にする、そういった選手になってもらいたい」
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野球
“ペッパーミル”では伝わらない本当の意味―ヌートバーが持ち込んだペッパーグラインダー
野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で躍進を遂げた日本代表で、一気に注目の的となったのが、こしょうをひくような動きの「ペッパーミル・パフォーマンス」だ。海外では「ペッパーグラインダー」の呼び名が一般的で、日系のラーズ・ヌートバー外野手が米大リーグ、カージナルスで行っているポーズを代表に持ち込んだ。大会前の強化試合から大谷翔平(エンゼルス)をはじめ選手たちの間で広まり、安打やホームランの時にはこぞって両方の拳を重ねて左右にひねる。一つの動作が「侍ジャパン」の一体感を醸成させ、組織力がアップ。日本社会にポジティブな新風を吹き込んだ。
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プロ野球
横浜DeNAベイスターズの春季キャンプ総括!競争の激化と厚みを増す選手層 25年ぶりの歓喜へ、機は熟した
昨季終了後に現体制では初となる複数年で契約を更新し、就任3年目を迎えた三浦大輔監督率いる横浜DeNAベイスターズ。2021年の最下位から、昨季は3年ぶりの2位に返り咲いた。投打ともに戦力に厚みを増し、いよいよ目指すのは1998年以来の悲願となるリーグ優勝、日本一。春季キャンプを終えたチームの最新事情をもとに、今季の戦いを展望する。
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野球
WBCはW杯になれない⁈ ビジネス的側面から見た課題と可能性
2月17日付の米紙ロサンゼルスタイムズ(電子版)にセンセーショナルな見出しが躍った。 「WBCは、決してW杯にはなれない」ー。 宮崎市内での強化合宿からテレビ、新聞などが大々的に報じている第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。大谷翔平投手(エンゼルス)やダルビッシュ有投手(パドレス)の参戦で盛り上がりを見せる日本とは対照的に、優勝候補の筆頭である米国の有力紙がそう言い切るのだから“温度差”はかなり大きい。
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野球
重要なのは第2先発。もし自分が監督だったら‥五十嵐亮太が“投のキーマン”にあげた意外な名前
開幕までおよそ1カ月となった第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。現役時代は投手として日米球界で23年間にわたってプレーし、引退後は解説者、コメンテーターとしてさまざまな媒体で活躍する五十嵐亮太氏に、前回の野手陣に続いて侍ジャパンの投手起用について「監督目線」で語ってもらった。
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野球
「栗山監督じゃないとここまで揃えられなかった」 五十嵐亮太がもし監督だったら、の視点で考えてみた
いよいよ開幕までおよそ1カ月となった第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。2月17日からは日本代表の宮崎合宿がスタートするが、彼ら「侍ジャパン」は2009年以来の王座奪回に向け、世界とどのように戦うのか?現役時代は投手として日米球界で23年間にわたってプレーし、引退後は解説者やコメンテーターとしてさまざまなメディアで活躍を続ける五十嵐亮太氏に「監督目線」で予想をしてもらった。まずは野手を中心にした「前編」から。
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野球
大谷ら過去最多5人のメジャー組と全12球団からの選出 “愛される男”栗山監督だからこそ実現できたWBC日本代表のドリームチーム化
3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表30人が1月26日、発表された。その構成や記者会見に臨んだ栗山英樹監督の言葉から浮かび上がったのは、まさに侍指揮官のいい意味での「人たらし」っぷり。準備や根回しの完璧さと徹底した選手ファーストの姿勢が、「最強ジャパン」の呼び声高い豪華メンバーの招集を可能にした。
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プロ野球
京田獲得という“劇薬”が意味するもの 「穴埋め」から「競争」にシフトするDeNAの補強戦略
新たな年を迎え、各球団の陣容がほぼ固まってきた。フリーエージェント(FA)権を行使しての移籍や米大リーグ挑戦、トレードなど近年では比較的動きの多かったストーブリーグだが、その中で“地味”ではあるものの的確にポイントを押さえた補強を行ったのが横浜DeNAベイスターズだ。話題となった京田陽太内野手のトレードでの獲得をはじめ、このオフの動きには一貫した戦略が見えた。
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オールスポーツ
【スポーツと仮想通貨#6】大手仮想通貨取引所「FTX」の破綻が与えるスポーツ界へのインパクト 大谷翔平らアスリートに求められるリテラシー
仮想通貨取引所大手の米FTXが11月11日、経営破綻した。日本の民事再生法にあたる米連邦破産法11条の適用を申請したもので、債権者数が100万人を超える可能性がある仮想通貨業界最大規模の事件となっている。12月には創業者のサム・バンクマン・フリード氏が詐欺、マネーロンダリングなどの容疑によりバハマで逮捕された。
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プロ野球
ハード面の充実で2年目の新庄監督が目指す日本一 〜ビッグボスを卒業したその先
今季のプロ野球はオリックスの日本一で幕を閉じ、ストーブリーグに突入した。来シーズンに目を移すと、見どころの一つが新球場で開幕を迎える北海道日本ハムファイターズの戦いぶり。2季目に入る新庄剛志監督が優勝を狙うと公言している。ただ今秋、新球場に規則上のミスが発覚し、一騒動起きた。驚くべき基準地価の変化に見られるように、地域活性化の目玉といえる施設。期待は大きいだけに、余計にチームの躍進が待望される。
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野球
年俸42億円の大型契約を結んだ大谷 それでも“エンゼルス残留”とは言い切れない理由
米大リーグ、エンゼルスのペリー・ミナシアン・ゼネラルマネジャー(GM)は11月8日、球団幹部や選手の代理人が集まるGM会議が行われたネバダ州ラスベガスで取材に応じ、大谷翔平投手について「彼は来年の開幕時に、われわれのチームにいる。彼は特別な選手だ」と今オフ中にトレードに出すことがないことを明言した。10月1日には1年3000万ドル(約42億円)での来季契約に合意したことも発表しており、2年契約の最終年を迎えていた大谷の去就問題は、ひとまずの決着を見た。
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プロ野球
「プロ野球ドラフト会議2022 総決算」12球団の通信簿 ~セ・リーグ編
プロ野球のドラフト会議が10月20日に行われた。本命不在といわれた今年はくじで外すリスクが大きく、9球団が異なる選手の指名を事前公表する前例のない駆け引きが展開された。その9球団は全て1位の選手の交渉権を公表通りに獲得。ファン目線では“ドラマ”が少なく盛り上がりに欠ける年だったようにも見えるが、果たして「最高のドラフト」を演じた球団はどこだったのか。セ・リーグ6球団を「即戦力」「将来性」に分けて各50点満点で評価する。
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プロ野球
「プロ野球ドラフト会議2022 総決算」12球団の通信簿 ~パ・リーグ編
プロ野球のドラフト会議が10月20日に行われた。本命不在といわれた今年はくじで外すリスクが大きく、9球団が異なる選手の指名を事前公表する前例のない駆け引きが展開された。その9球団は全て1位の選手の交渉権を公表通りに獲得。ファン目線では“ドラマ”が少なく盛り上がりに欠ける年だったようにも見えるが、果たして「最高のドラフト」を演じた球団はどこだったのか。パ・リーグ6球団を「即戦力」「将来性」に分けて各50点満点で評価する。
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野球
村上だけではない。ただし、村上の存在なしに勝てたわけではない。CSで見せつけたスワローズの真の強さとは。
「村神様」だけではない──。2年連続でセ・リーグを制覇した東京ヤクルトスワローズが、3位から勝ち上がってきた阪神タイガースを相手に、それを見せつけたセ・リーグクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージだった。