ひとつ前のお話はこちら

大事な大事なスワローズさんとの三連戦。
意気ようようと神宮球場に乗り込んだベイスたんでしたが……

【8月30日(金)】

©️カネシゲタカシ

そして、次の日。


【8月31日(土)】

©️カネシゲタカシ


なんと4回が終わって8対1。

7点差……。

おもわずベイスたんも目を覆ってしまうような、苦しい展開です。

「でも、でも、ことしの、ベイスターズ、いつだって、みらくるやよ!
ぜったいに、ぜったいに、あきらめへんやよ!

がんばって!ベイスターズ、がんばって!(ぴょんぴょん)」


すると……

©️カネシゲタカシ


ベイスターズは、あきらめない!

©️カネシゲタカシ

あきらめなければ、終わらない!





中継ぎ投手陣がふんばり、打線がコツコツと追い上げ、
8回に山崎選手のタイムリーヒットで、とうとう追いついたベイスターズ!


「もう、もう、ときはきたやよ!ときはきたやよ!
モーガンせんしゅ、がんばって、がんばってーー!(とにーぷらっしゅ!)」






それは、内角のストレートでした。

©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ©️カネシゲタカシ

今年のベイスターズはいつだってミラクル!!

またもや7点差から、見事な大逆転勝利です!!



「うわーい!うわーい!ベイスターズが、かった!
ベイスターズが、かったやよ!

ことしの、ベイスターズ、いつだって、みらくるやよ!
つおいやよ!やさしいやよ!かっくいいやよ!

ベイスたん、ベイスターズ、すき、すき、すきーーーっ!!!
(よぞらに、ぴょーーーん)」


いつのまにか浪花の恋物語までゴールインさせていたベイスたん。
「7点(ななてん)」と「放出(はなてん)」……これもひとつのミラクルとしましょう。

©️カネシゲタカシ

ベイスターズは、あきらめない。
あきらめなければ、終わらない。

ただそれだけのことを、こんなにもドラマティックに
ベイスターズは魅せてくれます。


さあ、明日からは9月です。

だれに遠慮もいらない。
我らの星 ヨコハマ 今こそ攻めまくれ!

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カネシゲ タカシ

漫画家・コラムニスト。1975年生まれ、大阪府出身。 「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 現在は「週刊アサヒ芸能」や「スポーツナビ」に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。 著書・共著に『みんなのプロ野球川柳』、『みんなの あるあるプロ野球』(ともに講談社)、『ベイスたんやよ!』(KADOKAWA)、『野球大喜利 ザ・レジェンド』(徳間書店)などがある。 元よしもと芸人。