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ナゴヤドームに乗り込んだベイスたんたち。
さあ、この3連戦はどんなことが起こったのかな?


【9月14日(土)】

©️カネシゲタカシ

意表をつく鶴岡選手のバントヒットから始まった
チャンスをものにする攻撃!

そして……

©️カネシゲタカシ

うなるスピードボールを武器に、正面から立ち向かうピッチング!

逃げない気迫が、勝利を呼びました。
井納投手は、やっぱり本物だ。

「ベイスターズ、つおいやよ!やさしいやよ!
ぜったいに、ぜったいに、あきらめないやよ!
ベイスたん、ベイスターズ、すきーーーっ!!
(しょうりの、ぴょーん)」

©️カネシゲタカシ


しかし……。

【9月15日(日)】

©️カネシゲタカシ


2回までに7点を挙げながら、まさかの逆転負け。
くやしくて、はがゆくて、言葉もないベイスたんです。


しかし、この日はドラゴンズの岩瀬投手が通算381セーブを達成。
あの偉大なる“ハマの大魔神”こと佐々木主浩投手が持っている日米通算セーブ記録に並んだのです。

©️カネシゲタカシ

そうだね、ベイスたん。
ライバルを尊敬するきもちと、明るさを忘れずに。
岩瀬投手、本当におめでとうございます!

ちなみに この日はヤクルトのバレンティン選手も、シーズン本塁打記録となる
56号&57号を放ちました。

もちろんベイスたんは、笑顔で拍手を送るのでした。


~つづく~

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カネシゲ タカシ

漫画家・コラムニスト。1975年生まれ、大阪府出身。 「週刊少年ジャンプ」にてデビュー。 現在は「週刊アサヒ芸能」や「スポーツナビ」に連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど活動範囲を拡大中。 著書・共著に『みんなのプロ野球川柳』、『みんなの あるあるプロ野球』(ともに講談社)、『ベイスたんやよ!』(KADOKAWA)、『野球大喜利 ザ・レジェンド』(徳間書店)などがある。 元よしもと芸人。