尾崎里紗 2週連続本戦ならず
女子テニスツアーのドバイ・デューティ・フリー・テニス・チャンピオンシップス(UAE/ドバイ、ハード、WTAプレミア)は18日、シングルス予選決勝が行われ、予選第5シードの尾崎里紗が予選第12シードのS・ソレル=エスピノーサ(スペイン)に4-6, 3-6のストレートで敗れ、本戦出場とはならなかった。 この試合、4度のブレークを許した尾崎はソレル=エスピノーサのサービスゲームで14ポイントしか奪うことが出来ず、1時間38分で敗れた。 22歳の尾崎は、1月のホバート国際(オーストラリア/ホバート、ハード、WTAインターナショナル)で、予選を突破してベスト8に進出。さらに全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では、自身初の四大大会本戦出場を果たした。 その後は、台湾オープン(台湾/台北、ハード、WTAインターナショナル)に出場したが、2回戦で土居美咲との日本人対決に敗退。カタール・トータル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTAプレミア )では、予選2回戦で元世界ランク1位のJ・ヤンコビッチ(セルビア)に敗れて本戦出場を逃しており、2週連続で予選敗退となった。 また、同日に行われたシングルス予選1回戦で、予選第7シードの日比野菜緒がG・ダブロフスキ(カナダ)に6-7 (6-8), 6-4, 6-7 (9-11)のフルセットで敗れた。 その他の日本勢では、森田あゆみが予選に出場していたが、PM・ティグ(ルーマニア)との予選1回戦の途中で棄権した。 今大会のシード勢は、第1シードがA・ケルバー(ドイツ)、第2シードがKa・プリスコバ(チェコ共和国)、第3シードがD・チブルコワ(スロバキア)、第4シードがA・ラドワンスカ(ポーランド)、第5シードがG・ムグルサ(スペイン)、第7シードがE・スイトリナ(ウクライナ)、第8シードがE・ヴェスニナ(ロシア)。 上位8シードは1回戦免除のため、2回戦からの出場。第6シードで出場予定だったJ・コンタ(英国)は左足の怪我を理由に欠場しており、コンタの枠にラッキールーザーでM・ミネッラ(ルクセンブルグ)が入った。 昨年は、S・エラーニ(イタリア)がB・ストリツォワ(チェコ共和国)を6-0, 6-2のストレートで退けて、大会初優勝を飾った。

全豪オープン時の尾崎里紗