池田氏とは一緒に食事に行くこともあるなど公私で親しい森本氏。ボストン大学でMBAを取得し、データスタジアム社の社長・会長や野球の独立リーグ・四国アイランドリーグplusの運営にも携わった、スポーツ界では数少ないプロ経営者の一人である同氏が推したのは、桜島の絶景を堪能できる温泉、SHIROYAMA HOTEL kagoshimaだ。

昨年、サッカーJ2・鹿児島ユナイテッドFCのアナリストを務め、マーケティングの手伝いもしていたという森本氏だが、そのブランディングに際してスペイン1部リーグのデポルティボ・アラベスとの提携話が浮上したという。鹿児島ユナイテッドFC運営会社の徳重剛社長らとアラベスの本拠地、バスク州のビトリア・ガステイスを訪問し、さらに交渉が進展してアラベス側の社長が来日するにあたって、選んだのがこのホテルだった。

「いろいろ話が進んで、向こうの社長やマネジメント方が来るということで、鹿児島のどこに連れて行こうかという話になったんです。まず、一つはやはり桜島。もう一つが日本の文化を見ていただこうという考えで温泉に連れていったんです。そこで訪れたのがSHIROYAMA HOTEL kagoshimaでした」

SHIROYAMA HOTEL kagoshima

鹿児島市街地を眼下に見渡す標高108メートルの高台、城山に建ち、桜島と錦江湾を一望できる絶景のロケーションを楽しめる同ホテル。何といっても自慢なのが、絶景の展望露天温泉「さつま乃湯」だ。地下1000メートルから湧き出る良質な湯は肌がツルツルになる“美人の湯”として知られ、圧倒的な眺望が望める極上の癒し空間となっている。

「チームの提携に当たって、向こうの方は、その提携先のチームがある地域の環境を大事にするんです。そんな中で、温泉に浸かりながら噴火する桜島を見て『ここで、一緒にやっていくんだ』と考えを一致させた。そんなところです」と森本氏。日本が誇る温泉文化はスポーツビジネスのみならず、会社経営においても大きな“財産”になる。池田氏も「すごく、いい話じゃないですか」と興味深そうに耳を傾けていた。


【SHIROYAMA HOTEL kagoshima(城山ホテル鹿児島)】
■住所
〒890−8586 鹿児島県鹿児島市新照院町41番1号

■アクセス
車 :九州自動車道・鹿児島北ICから国道3号線経由で約10分
電車:鹿児島中央駅から城山シャトルバスで約35分

■公式サイト
https://www.shiroyama-g.co.jp




取材協力:文化放送

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文化放送「池田純 スポーツコロシアム!」(毎週月 20:00~20:30)
パーソナリティ:池田純
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SHIROYAMA HOTEL kagoshimaSHIROYAMA HOTEL kagoshima 公式サイト

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VictorySportsNews編集部