「マリノスのゴールを守るキーパーはかっこいい」サッカー選手に憧れた

―当時憧れていた選手はいましたか。
田口:小学4年生の時に、ドイツでワールドカップがあって、朝早起きして見ていました。その大会で優勝したイタリア代表のブッフォンがかっこよくて憧れていました。

―マリノスではいませんでしたか。
田口:榎本哲也さんと飯倉大樹さんですね。試合を見に行っていて「マリノスのゴールを守っているキーパーはかっこいいな」と憧れがありました。

―その二人とアカデミーに入ってからお話されましたか。
田口:プロになってから一緒にプレーをさせていただいて、チームメイトというのはおこがましいですが、一緒に練習して、近くで接することができたので、「なぜあんなにうまいのか」ということを感じることができました。日産スタジアムで憧れていた選手と一緒にやっているという不思議な感覚がありましたね。

―どんな小学生でしたか。
田口:やんちゃでしたね。よく先生にも怒られていましたし、元気だったので、休み時間になったらボールを持って真っ先に外に遊びに行っていました。外で鬼ごっこやドッチボールをすることも好きでしたが、ゲームも好きで、ゲームキューブやDSなどでゲームをやってました。元気で活発な子どもでしたね。

―運動も得意でしたか。
田口:得意でした。足も速かったですし、遊びまくっていましたね。

―勉強はいかがでしたか。
田口:小学校の勉強は、そんなに成績も悪くなかったです。

―宿題はやっていましたか。
田口:宿題は家ではやらずに、次の日の朝、提出する前ギリギリにやっていましたね。

―サッカー以外に習い事はしていましたか。
田口:水泳をやっていましたが、あまり面白くなくてすぐ辞めてしまいました。1年くらいはやっていたと思います。


―水泳をやっていて良かったことはありますか。
田口:少し体力がついたくらいだと思います。

―休みはどのくらいでしたか。
田口:休みは水曜日だけでした。マリノスのスペシャルクラスというところに小学5年生から入りました。4年生までは休みが2日あったのですが、5,6年は週2回チームの練習、そして週2回マリノスのスペシャルクラスで練習し、土日は練習試合をしていて、水曜日だけ友達と遊べました。

―何をして遊んでいましたか。
田口:マンションでドロケイをしたり、友達の家でゲームをしたりしましたね。

「本当にカッコ良かった」サッカー選手を意識するようになった経緯

―当時、どんな職業に就きたいと思っていましたか。
田口:小学校低学年の時は、「ポケモンのフィギア屋さんになりたい」と言っていたらしいです。でも、サッカーを始めて、Jリーグを見に行くようになってから、サッカー選手を意識するようになりました。

―それは日産スタジアムで見たのがきっかけですか。
田口:そうですね。2,3年生くらいの時に、柏レイソルとマリノスの試合を見に行きました。4年生の時にはエスコートキッズに当たって、日産スタジアムでマリノスの選手と一緒に入場したことを覚えています。

―それはどうやって当たったのですか。
田口:抽選で当たったと思います。

―間近で見たら憧れますよね。
田口:本当にかっこよかったです。

―その夢は公言していましたか。
田口:覚えていないです。

―そこからどうやってマリノスに行こうと決意されましたか。
田口:マリノスのスペシャルクラスに入っていたので、その時にはもう目標は「マリノスのジュニアユースに入る」ことでした。小学6年生の夏くらいに、スペシャルクラスとプライマリーの選手が一緒にセレクションを受けて、そこからジュニアユースの合格をもらいました。憧れのJリーグのチームに入れて本当に嬉しかったです。

―小学6年生で印象に残っていることはありますか。
田口:夏休みにあった清水カップという大会は印象に残っています。この大会は全国から沢山のチームが集まる規模の大きな大会で、1週間ほど泊まり込みで大会を戦いました。合宿も兼ねているような大会だったので、長い時間仲間と過ごして、楽しかった記憶があります。みんなでご飯を食べたり、みんなで風呂に入ったりして、仲間との思い出がたくさんあります。

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VictorySportsNews編集部