トーナメントを観戦するだけでなく、「歩くことにチャレンジする」という付加価値をつけたのは、トーナメントの冠タイトルになっている保険商品「Vitality健康プログラム」に由来している。同社上席執行役員の工藤征夫氏はその狙いを次のように説明する。
「従来の生命保険は“リスクに備える”ことを目的にしていましたが、『Vitality健康プログラム』という商品は『運動や健康増進などの取組みをポイント化し評価する』という仕組みを通じて“リスクそのものを減らす”サポートをするプログラムです」
「これはどういう商品かというと、お客さまの日々の健康への取組をポイント化し、累計ポイントに応じてステータスが決まるというプログラムです。健康診断結果の提出や1日の歩数、ランニングやフィットネスジム、水泳、サイクリング、さらにゴルフ(9ホール以上)でもポイントが獲得できるんです。そしてステータスに応じて、保険料が変動し、シルバー以上のステータスであれば保険料が割引となります。
また従来は生命保険とセットでのみ販売していましたが、『保険はすでに入っているので、健康増進プログラムだけ利用したい』という声が多く寄せられましたので、保険契約と切り離して利用できる『Vitalityスマート』という商品の販売を開始しました」
「歩くのは健康にいい」とよく言われるが、同社はVitalityポイントの項目に「歩数」を採用しているだけあって、歩数と健康状態の関係について詳しく調べている。
「厚生労働省が推奨する歩数は1日8,000歩です。医療ビッグデータに基づく客観的なエビデンスを提供するJMDC社と我々とで分析した「健康増進白書」の歩数データ連携者を確認したところ、この水準を年間平均で達成している人は約35%でした。また、歩数の分布を見るとピークは6,000歩くらいですから、充分に歩けている方は意外と少ないです」
「一方で、1日の平均歩数が1,000歩以上増加した人では、増加しなかった人と比べて、健診値の改善や入院回数・入院医療費の低下といった傾向が観察されています」
「だったら我々としては、楽しみながら1日プラス1,000歩を達成するために、週末にゴルフ観戦するといいのではないかと考えました。ゴルフを実際にプレーするとなると、クラブを購入したり、プレーフィーがかかったりしますが、ゴルフ観戦だったら気軽に行けますから」
プラス1,000歩がどのくらいの活動量かというと、街中を10分歩行するイメージだという。10分で約600~700メートル歩くと、約1,000歩になる。これをゴルフ場に当てはめると、18ホールのうち4ホールあるパー5が500ヤード前後に設定されており、1ヤードは91.44センチメートルなので、1ホールが約450メートル。パー5を右に行ったり、左に行ったりしながら歩けば、約1,000歩になると推定した。この推定に基づいて計算すると、18ホールのうち9ホールを歩いて観戦すれば約6,000歩。ゴルフ場までの道のりも含めると8,000歩に到達すると想定した。
「1週間に1回だけ8,000歩以上歩いても、大して効果がないんじゃないかと思われるかもしれませんが、週末にまとまって歩くことも、歩数を増やすきっかけになります。『健康のためにはたくさん歩かなきゃいけない』というイメージを持っている人が多いですが、『楽しんでいたら、自然とたくさん歩いていた』という感覚をゴルフ場で体験してもらいたいのです」
そんなわけで、大会初日の1番ホールから9番ホールを実際に歩きながら観戦し、8,000歩を目指すチャレンジ企画に参加した。観戦したのは2011年大会覇者の服部真夕選手、2017年と2019年賞金女王の鈴木愛選手、ツアー通算8勝のイ ミニョン選手のペアリングだ。
鈴木選手は1番ホールからセカンドショットをピンそばにつけてバーディ発進。4番パー3と6番パー3でもバーディを重ね、前半を3アンダーでプレーした。地元出身の服部選手もギャラリーの声援を受け、3番パー5、5番パー5、8番パー4でバーディラッシュ。イ ミニョン選手も7番パー4でバーディを奪い、プロのショットの正確さに感動した。
観戦をガイドしてくださった新規ビジネス企画部副長の金澤一輝氏(左から2番目)好調な3人のドライバーショットが青空に溶け込む様子と、切れ味鋭いアイアンショットがピンに向かって飛んでいく様子を眺めているうちに、あっと言う間に9ホールが終了。時計を見ると観戦を開始してから2時間あまりが経過しており、スマートフォンの歩数計を見ると8,000歩を優に超えていた。まさに「楽しんでいたら、自然とたくさん歩いていた」トーナメント観戦体験だった。
「Vitality8,000歩ウォーキングチャレンジ」の参加者を迎え入れる「住友生命ブース」観戦後は「住友生命ブース」に立ち寄った。8,000歩達成者には「Vitalityゴルフグッズ(トートバッグマーカー等)」を先着でプレゼントし、未達成者にも「Vitalityクールタオル」をプレゼントしているという。公式LINEアカウントを友だち登録し、歩いて観戦するだけでゴルフグッズがもらえるなんて、何ともお得な企画だ。
「Vitality8,000歩ウォーキングチャレンジ」参加者にプレゼントされたゴルフグッズ歩数や健康増進活動で特典が受けられる「Vitalityスマート(トライアル期間付)」に加入するには、住友生命の専用ホームページ等からウェブ上で直接申し込みができる。加入条件は18歳以上80歳以下で、スマートフォン等で「Vitalityアプリ」をダウンロードする必要がある。申込日から1カ月間(トライアル期間)は無料で、トライアル期間終了後は月額330円(税込)で継続利用が可能。興味が湧いた人は、この機会にぜひチェックしてほしい。