#サウル・アルバレス
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ボクシング
ついに実現!WBAライト級王者ジャーボンテイ・デービス対ライアン・ガルシア〜むき出しの野生がぶつかり合う注目の一戦
ボクシングの本場米国で、早くも今年最大の注目カードと称される若きスター同士の一戦が決まった。世界ボクシング協会(WBA)ライト級王者のジャーボンテイ・デービスとライアン・ガルシア(ともに米国)が4月22日、ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで激突することが正式決定。何度も逮捕歴のあるデービスはプライベートで問題を抱えながら、リングでは28戦28勝(26KO)と驚異のKO率を誇る。長い間、デービスとの対戦を熱望してきた24歳のガルシアも23戦23勝(19KO)で申し分のない戦績。「ついに実現」との表現がふさわしい無敗対決だ。好戦的なスタイル以外にも裁判沙汰や、試合に向けて相手を挑発し合うトラッシュトークなど、さまざまな要素を巻き込んで注目度もがぜんアップ。規格外の流れに乗り、巨額が動くビッグファイトになることは必至だ。
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ボクシング
ゴロフキンが挑む最大の一戦~1億ドルが動く三部作の最後の結末は
海外で「今年最大のボクシングイベント」と称されるビッグマッチが17日(日本時間18日)に米ネバダ州ラスベガスで開催される。リングに上がる片方は、4月にさいたまスーパーアリーナで行われた世界ミドル級2団体王座統一戦で村田諒太(帝拳)にTKO勝ちし、日本でも鮮烈な印象を残したゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)で今回は挑戦者の立場となる。受けて立つ相手は、今年の前半まで全階級を通じた最強ランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で1位に座っていたスーパーミドル級世界4団体統一王者サウル・アルバレス(メキシコ)。因縁めいた両者の激突は3度目。さまざまな要因からゴロフキン不利の事前予想だが、両者を巡る関心の高さから手にする報酬は桁違い。英語で「trilogy(三部作)」と表現される一戦にふさわしく、その完結編では芸術的瞬間が生まれそうな気配もある。
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ボクシング
王座統一を目指す井上尚弥と井岡一翔の2022年 ~2人の対戦は実現するか
日本のボクシング界は8人の男子世界チャンピオンを抱えて2022年を迎えた。引き続きコロナの流行をみながらの状況とあって、誰もが思うように次戦を組めないことに変わりはない。1月21日時点で確定スケジュールが明らかにされているチャンピオンはまだいないが、年明け早々“モンスター”がファンの喜ぶ話題を提供している。