#ウィンブルドン
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テニス
国枝慎吾という一人のアスリートが切り拓いた大きな一歩。障がい者スポーツを一つの競技へと押し上げ、その後に残したレガシーと課題
去る3月17日——。男子車いすテニスの世界1位にして、4つのパラリンピック金メダル保持者である国枝慎吾さんが、国民栄誉賞を受賞した。障がい者スポーツ競技者としての国民栄誉賞受賞は初。 「本当にびっくりした」と国枝さんは驚きながらも、「車いすテニスをプレーしていた先人の方々や、育ててくれたテニスクラブ、両親や妻、コーチやトレーナーらへの表彰でもある」と、先達や周囲のサポートに謝意を述べた。
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テニス
レジェンドである親の名前を超える名選手に。石井琢朗の娘が、プロテニスプレーヤーに転向
17歳の石井さやか(ITFジュニアランキング10位、3月20日付け)が、3月21日付けでプロフェッショナルに転向し、プロテニスプレーヤーとして新たな一歩を踏み出した。「目標は、グランドスラムで優勝することです」と語る石井の所属先は、臨床検査事業や医療コンサルティング事業などのヘルスケア分野を手がける株式会社ユニバレオとなった。代表取締役社長の久川聡氏は、石井に次のような期待を寄せている。 「われわれも世界に向けて挑戦を始めたところでございます。石井さんがプロとしてさまざまな困難に立ち向かう姿が、われわれと重なります。みんなを勇気づける、笑顔にする、そういった選手になってもらいたい」
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テニス
国枝慎吾が残した素晴らしい足跡は、他の追随を許さない試合結果だけではない!
蒼穹のようにすがすがしい晴れやかな表情で、国枝慎吾は、「最高のテニス人生を送れた」と言いきり、ITF車いすテニス男子ランキング1位のまま、競技生活に38歳でピリオドを打った。
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テニス
ウィンブルドン初優勝&キャリアゴールデンスラム達成の国枝慎吾が、ゴミ拾いから気付かされたことと、これから
日本を代表するアパレルメーカーである株式会社ユニクロが、地域に密着する社会貢献活動の新たな取り組みとして主催している「スポGOMI×UNIQLO」。2021年11月からスタートした本取り組み、昨年は京都と高松の2か所で行った。
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テニス
国枝慎吾が世界中で次世代育成に取り組むワケ。自身で唯一欠けたタイトルを獲るために立ち返る「原点」
「まず人数にびっくりしましたね。来るのは10人くらいなのかなと思っていたら、20人くらい居ましたよね。イギリスで車いすテニスをやる子たちが、増えてきたんだなと実感しました」。 嬉しそうな笑みを浮かべて、国枝慎吾は、率直な思いを口にした。ウィンブルドンの車いす部門開幕に先駆けて、7月3日にロンドン郊外で行われた車いすのテニスクリニック。国際テニス連盟(ITF)が主催し、ユニクロが次世代教育を目的として協賛したこのイベントには、9歳から19歳までの21名の車いすテニスプレーヤーが参加した。