#アイスショー
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フィギュアスケート
キーガン・メッシング最後の世界選手権、高祖父が眠る日本で魅せたラストダンス
縁とは不思議なものだ。フィギュアスケート男子で2018年平昌、22年北京の両五輪に出場したカナダのキーガン・メッシングのことである。グランプリ(GP)シリーズで2度表彰台に立ち、カナダ選手権を2連覇、今年の四大陸選手権では銀メダルを獲得した実績もさることながら、世界屈指ともいえるスケーティングスピードと、そのスピードを生かした豪快なジャンプ、アイスショーではバックフリップを軽々と決めるエンターテインメント性で日本にも多くのファンを持つ。そんな人気スケーターの現役最後の世界選手権となったのが祖先の眠る日本。3月25日までさいたまスーパーアリーナで開催された大舞台では7位という結果以上に観客を大いに沸かせた。
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フィギュアスケート
幾多の困難を乗り越えて迎えた プロスケーター浅田真央の新たな挑戦
氷上での輝きはいまなお色あせない。まさにテーマとする「覚悟と進化」を強く突きつけられた。フィギュアスケート女子で2010年バンクーバー冬季五輪銀メダリストの浅田真央が総合演出する新たなアイスショー「BEYOND」の全国ツアーが今月10日、滋賀県立アイスアリーナで始まった。ほぼ満員の観客2300人を集めた初公演は約100分間ノンストップのエンターテインメント。公演後、氷上で観客に向けて語った「言葉が見つからないほど、胸がいっぱい」との言葉に思いがあふれていた。