テニス
小和瀬麻帆のNCAA体験記 不自由のない文武両道
日本テニス界のトップジュニア選手の間で、“進路”として注目されているのがアメリカの大学である。特待生として奨学金を得て、テニスと勉学を両立する文武両道の道。小和瀬麻帆さんは高校時代、国内のトップ選手でありながら、プロ転向、日本の大学進学ではなく、海外に可能性を求めた選手である。後進にも道を拓いた小和瀬さんのインタビューをお伝えする。
江戸川大学教授 元福岡ソフトバンクホークス取締役 2017/06/12 13:39
サニ・ブラウンがフロリダ大学に行ったり、大学も国際競争の時代ですね。
もっと読むこのインタビュー中での小和瀬麻帆さんのコメント~男女雇用均等法がNCAAにも適用されているので、男女で使える奨学金も同額なんです。ただ、男子はアメフトなど大人数の選手を要する競技があるので、そちらに多くのお金が使われます。すると他の競技では、女子のほうがスカラシップ枠が多かったりするんです~は通称タイトルⅨ。IOCが、東京五輪の出場選手を、男女比率を50:50に近付けるため、種目変更をしたことが報じられましたが、スポーツに限らず、この流れは、日本でも加速すると思います。
帝京大学経済学部 准教授/スポーツ科学博士(早稲田大学) 2017/06/13 11:07
日本の大学関係者たちも是非読んでいただきたい記事です。
もっと読む小和瀬さんのような日本人が米国での大学生アスリートを経験し、その実態を発信してくれる価値は絶大。
本文中にある『アメリカでの就職は多くの場合、企業などに応募する時点で“この資格、この学部の学位がないとダメ”というようにはじかれるので、みんな将来を見据えながら勉強しているし進路も選んでいます。ただ多くの大学では専攻を決めるのは3年生からなので、それまでは考える時間があるのが良い点だし、私がアメリカの大学を選んだ理由の一つでもあります』と述べておりました。
実際、帝京大学の学生アスリートたちも入学後に「マーケティングやスポーツ経営を学びたかった」と話をしてくる学生がたくさんいます。
高校時代には「競技のことしか考えていなかった」と思う学生がたくさん。もちろん、一般の学生ですら入学後に「観光経営学科だけど、スポーツ経営を学びたい」と言ってくる学生が私のところに毎年います。
日本の大学も、専攻やコース設定は2年時、もしくは米国のように3年時に決定してもよいかと。
TEAMマーケティング (UEFAチャンピオンズリーグ) Head of Asia Sales 2017/06/14 02:29
「海外流出の危機」っていうのが、いかにも日本のメディアっぽい…!
もっと読む錦織選手もそうですが、若くしてアメリカに行っていなかったら恐らくあそこまで世界で成功していないと思いますし、タレントにはどんどん環境や条件の良い海外に出てもらって、プロになってから日の丸をしょって頑張って貰えれば良いと思います!