VICTORY

小池都政が、東京五輪を壊す。スポーツファンが知るべきリスク

東京五輪の準備が、ゴタついている。例えば開催会場を改修する仮設費の負担を巡っては、周辺自治体の首長が安倍晋三首相に泣きを入れ、最終的に東京都が全額負担することになった。だが、決まっていない予算配分はまだ多分にある。これは新国立競技場計画見直し騒動から端を発したものであり、前任者、大会組織委、もちろん安倍晋三首相の責任も大きい。しかし、それにしても小池都知事就任からのゴタゴタは目に余る。どうしてこんなことになってるのか? この問題を長年追っている、一級建築士のmataroviola氏に寄稿いただいた。

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コメント(14)

  • 90
    フモフモ編集長

    プロフェッショナル・スポーツ・ブロガー 2017/06/15 02:07

    小池都知事は、東京都の首長であるところの自身が、東京五輪・パラリンピックの「主催者」であることを自覚していない。都民ファーストの会は基本政策のひとつに「オリンピック・パラリンピックを成功に導く」と記しているが、その要項を見ると「負の遺産を残さない」「不透明な経費使用を防ぐ」「経費透明化条例を作る」とカネの話ばかり。経費を抑えること=東京大会の成功という意識でコトにあたっている。鍋パーティーの主催者が「さて、いかに最低限の具材でパーティーをできるか」「エノキ入れるのはやめよう」「これで400円節約できた!」などと考えているようなものだ。さらに実績の面でアピールした「エコメダルへの取組⇒小型家電の回収を実施」は、2016年1月(小池都知事就任前)の時点で大会組織委員会が構想を示し、のちにNTTドコモ等と組んで全国で実施する動きとして実現させたものを、「横からしゃしゃり出てきて、東京都だけ先行してスタートさせる」という手柄泥棒のような動きで、さも自分の取組かのように喧伝しているものだ。別に誰の手柄でもいいけれど、そうやって得た人気で何をするかのビジョンがなければ、それは単なる政治ゲームだ。みんなが満足し、大いに東京を楽しみ、またこの素晴らしい土地を訪れたくなるようなビジョンをこそ、政治が示すべき。「ケチりました!」は手柄ではなく、「こんな素晴らしいことを実現しました!」が手柄なのだ。手柄があったうえで、より安く実現できたならオトクですね、というだけ。

    どうでもいいけど、小池氏を過去の政治家にたとえるなら、「私には腹案がある」「トラスト・ミー」で基地問題を引っ掻き回したすえに、何も考えていなかったことが明らかになった鳩山元首相が適切と思う。

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  • 48
    長谷川 豊

    フリーアナウンサー 2017/06/14 10:32

    「スポーツを愛する人間から見ると、小池都知事の口からも都民ファーストの会の政策公約からも、「スポーツを主役としたスポーツの祭典を素晴らしいものにする」という視点が見えてこない」
    このコメントが刺さる。
    一読の価値あるルポ。

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  • 47
    岩本義弘

    (株)TSUBASA代表取締役 2017/06/14 20:32

    「新しいスポーツ施設の建設整備は時間と根回しが必要だ。「劇場型政治」とは、相性が悪いと言わざるを得ない。」という主張には、納得感がある。非常に冷静に、小池都政と東京五輪問題を追った良質な記事。

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