「ベイスたん、『しものせき』に、いきたいやよ!
ぜひ、おふねにのせてほしいやよ!」
「だめだだめだ。桃太郎のキビ団子じゃねーんだから、
シウマイ1つぽっちで船を出せるかよ」
「おねがいするやよ!(ぺこぺこっ)
ベイスたん、はますた、いきたいやよ!」
「なにっ…ハマスタって横浜スタジアムか?」
漁師のおじいさんは、ベイスターズの帽子をとりだすと、
誇らしげにかぶりました。
「あまり知られてねーけど、
実はベイスターズ発祥の地は下関なんだぜ。」
「あやや!ほんと?(おめめくりくりっ)」
「昔は『大洋ホエールズ』っていってな、1950年から数年間だけ
下関市営球場ってところが本拠地だったんだ。」
「きゃっ!きゃっ!いきたいやよ!いきたいやよ!」
「シウマイ、2ケあげるやよ~」
「いやいや、いくつもらってもだな…」
「3ケあげるやよ」
「ダメだ、ダメだ」
おじいさんの心をも とりこにする「DB.スターマンカチューシャ」!
これは恐るべきマストアイテムだね。
船が到着した下関では、中日ドラゴンズとの
熱い熱い戦いをおじいさんと堪能しました。
「ひきわけやよ!どちらも、よく、がんばったやよ!
ベイスたん、どちらのチームにも、はくしゅ、するやよ!」
「うんうん。こりゃ、来年のベイスターズも楽しみだ」
お酒を片手に、おじいさんもうれしそう。
ベイスターズ発祥の地で、ずっとベイスターズを愛してきたんですね。
また一人、素敵なベイスターズ仲間ができました。
よかったねぇ、ベイスたん!