2016年に三賞を受賞した際の豊ノ島(左)【写真:共同通信】
VICTORY

双葉山に通ずる豊ノ島の逆転着想 ~常識とらわれず時代彩る

大相撲夏場所が新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催を不安視される中、土俵を沸かせた人気力士がまた一人、土俵を去った。元関脇で36歳の豊ノ島。4月17日に引退が発表され年寄「井筒」の襲名が決まった。身長は約170㌢と、力士としては小柄ながら三役を通算13場所務め、三賞を計10度獲得するなど活躍。2010年九州場所では横綱白鵬と優勝決定戦を演じたこともある。奮闘の原動力となったのは、小さい体を武器にするという逆転の発想。多彩な思考で土俵と向き合い、身長を言い訳にしないどころか前向きに捉える生きざまは、偉大な先人に通ずる。鮮やかに時代を彩った相撲巧者だった。

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