#西岡良仁
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テニス
テニス界に新風。高額賞金、プロ・アマ、エンタメ、手探りで始まった大会の行方は
「優勝賞金1,000万円の大会が、国内に新設されるらしい」——。昨年の春、そのような情報が衝撃とともに日本テニス界を駆けた。
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テニス
世界ランク日本歴代2位へたどり着いた2022年。西岡良仁がキャリアハイの今だから感じる日本テニス界への危機感と次世代への想い
「一つ、僕が子どもの頃から他の子たちと違ったのは、たぶん、覚悟だと思います」 なぜ、ここまで強くなれたのか――? あまりに漠然としたその問いに、彼は、迷うことなく答えた。 現在の世界ランキングは、キャリアハイの36位。 身長は、トップ100の選手では最も小柄な170センチ。 驚異の脚力であらゆるボールに食らいつき、サウスポーから繰り出す七色のくせ球で巨漢選手を手玉に取る。 日本人男子選手として、世界ランク歴代2位タイにつける西岡良仁は、ツアーきっての個性派プレーヤーだ。
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テニス
西岡良仁が大会を開催!テニス界に投じる未来への布石。
男子テニス界で松岡修造・錦織圭に次ぐ存在として世界と戦う25歳の西岡良仁。 2020年、新型コロナウイルスの影響で大会は軒並み中止となった中、日々頭に浮かぶのは 自らのことよりも将来の扉を閉ざされてしまったこの先のテニス界を背負う学生たちの姿だった。そんなダイヤの原石たちが苦境を強いられたテニス界に今、希望の一石を投じている。(著者・山口忠成)
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テニス
選手だけでなくライターも。14日間の完全隔離を経た全豪オープンがいよいよ開幕。“豪華な囚人”となった現地ライターの隔離体験記
外を歩いている人たちが、マスクをしていない――。 その光景は、口元を覆い隠す群衆を見慣れた目には、実に新鮮に映った。パトカーに先導され、ホテルに向かうシャトルバスの車窓から覗くメルボルンの街頭には、ワンピース姿など夏の装いで談笑する人々が溢れている。メルボルン市は、半年に及ぶ厳格なロックダウンに耐え、ついに“市内感染者ゼロ”を実現したと聞く。その対価がこの景色であり、2週間の隔離後には、自分たちもマスクなしで外を歩ける開放感が待っている……。 そんなことを思いながら、選手や関係者たちも同乗するバスで、『完全隔離』の待つホテルへと向かっていた。
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テニス
北半球で新型コロナウイルス感染拡大が起きている時に、南半球の全豪オープンテニスは、本当に開催する意義があるのか!?
テニス4大メジャーであるグランドスラムの初戦・オーストラリアンオープンテニス(以下全豪オープン)の開幕が近づいてきている。もともとの開催期間は1月18~31日だったが、新型コロナウイルスの影響で3週間延期となって2月8~21日に変更された。全豪オープン・トーナメントディレクターのクレグ・タイリー氏は、日程変更について次のように語っている。
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テニス
コロナショック時における救済措置…ランキング下位のプロテニス選手救済プログラムは是か非か
ワールドプロテニスツアーは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、男子プロテニス協会(ATP)は7月31日まで、女子テニス協会(WTA)は7月26日までの中断延長を決定している(5月22日時点)。同時に、国際テニス連盟(ITF)主催の男女のツアー下部大会、ジュニア大会、車いすテニス大会、シニア大会、ビーチテニス大会も同様に7月31日まで行われない。
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テニス
コロナショック、プロテニス選手の今。未曾有の事態をどう乗り越えようとしているのか
ワールドプロテニスツアー(男子ATP、女子WTA)は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によって、現在7月13日まで中断とされている。この決定によって、ヨーロッパでのクレーシーズン(赤土コートのシーズン)とグラスシーズン(天然芝コートのシーズン)が消滅した。なお、ATPとWTAの世界ランキングは、3月16日の時点のまま凍結されている。
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テニス
オーストラリアンオープン欠場の錦織圭、3回戦敗退の大坂なおみに代わって、着実な成長の足跡を残した西岡良仁の魅力とは!?
テニス4大メジャーであるグランドスラムの初戦・オーストラリアンオープンが、2020年代プロテニスシーズンの幕開けを告げ、南半球のメルボルンで開催された。 ただ、メルボルンに錦織圭(ATPランキング26位、2月3日づけ、以下同)の姿はなかった。