スポーツビジネスに特化した専門展示会&コンファレンス「スポーツビジネスジャパン2019」が11月19、20日にさいたまスーパーアリーナで開催され、講演会に池田氏が登壇した。その会場で偶然会ったのが、同じく講演会のため訪れていたフリマアプリ大手メルカリの取締役会長で、Jリーグ・鹿島アントラーズの社長を務める小泉文明氏だった。

メルカリといえば日本製鉄などから約16億円で運営会社の株式を取得し、鹿島の経営権を手にしたのは記憶に新しいところ。以前から小泉氏と面識があり、サッカーへの熱意を感じていた池田氏だが、その鹿島の本拠地にほど近い温泉に思い出があるという。

「ちょうど小泉さんとすれ違って『鹿島アントラーズは、どう?』という話をしたんです。そこで思い出したのが、今回紹介する大洋村(現・鉾田市)の温泉施設です」

鹿嶋市の北、かつて大洋村と呼ばれていた場所にある『とっぷ・さんて大洋』。現在は鉾田町、旭村と合併して鉾田市となったが、太平洋が由来となった村名が、その施設名に残っている。そして、その近隣にあるのが「とっぷ・さんて下」などのサーフポイント。ヘッドランドが点在する遠浅なロングビーチで、申し分のない波がコンスタントに期待できることから人気を博し、ヒラメが狙える釣りのポイントとしても知られている。

「サーフィンをするために、よく夜通しで車を運転して行っていました。当時はまだ空いていましたが、いい波があるんですよ。そこで海に入った後、みんな『とっぷ・さんて大洋』に行くのが定番でした」

露天風呂(たいよう温泉・海ひばり)/とっぷ・さんて大洋

鹿島灘で初めて湧出した「たいよう温泉」は海洋性の黒褐色の湯が特徴で、泉質はミネラル分を多く含む塩化物強塩泉。保温効果が高く、神経痛や関節痛にも効果がある。露天風呂は防砂林の向こう側に太平洋を望む絶好のロケーションで「景色が良くて、気持ちいいんですよ」と池田氏。ちなみに「妻と結婚前に付き合っていたときにデートで行って、海に入っている間待たせたりして、よく文句を言われました」という“青春の思い出”もある場所なんだとか。

鉾田市はメロンの産地として知られ、6月前後には周辺でメロン狩りも楽しめるなど、さまざまな楽しみ方ができる『とっぷ・さんて大洋』。「アントラーズの試合観戦前に、ひとっ風呂浴びるのも気持ちいいと思います。夕焼けなんか見ながら入ると最高ですよ」。潮の香り漂う温泉施設で英気を養えば、贔屓チームの応援にもより力が入る!?




【とっぷ・さんて大洋】
■住所
〒311-2113
茨城県鉾田市上幡木1500-2

■TEL
0291-39-6500

■アクセス
車:東関東自動車道・潮来IC → 国道51号線(鉾田方面)
  常磐自動車道・土浦北IC → 国道354号線(鉾田方面)
電車:鹿島線「鹿島神宮駅」→大洗鹿島線「大洋駅」→タクシーで約7分

施設外観/とっぷ・さんて大洋

取材協力:文化放送

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VictorySportsNews編集部