2019年トゥーロン国際大会で森保ジャパンにも招集され、注目を集めるレノファ山口の小松蓮選手。中高時代には県三部リーグを経験し、「エリートとは程遠い」と語る小松選手は、これまでどのような経験をし、今どのような考えを持っているのか。Vol.9では「オフが1日もなかった」という高校一年生時代のエピソードについて語った。

「喧嘩をしてもチームの雰囲気が悪くなることはなかった」充実の高校時代

―ユース時代を振り返ってみると、どういう印象ですか?

小松:サッカーが一番楽しかった時期ですね。いい三年間を送れたと思います。個人的にもその三年間で成長できた部分は多いです。サッカー以外のところも含めてすごく楽しかったですね。高校から寮に入ったこともあって、ほぼ三年間仲間たちと過ごすし、練習して帰って、一緒にご飯食べて寝てっていうので、そこでこれからも長く付き合っていくんだろうなっていう仲間ができたし、寮生活は楽しかったですね。練習中に喧嘩とかもありましたけど、チームの雰囲気が悪くなることはなかったですし、今でも僕らの代のチームメートとは集まったりもします。そういう意味で僕らは恵まれていたと思います。初めて海外遠征に行ったりとか、Jユースベスト4までいったりもしましたし、山雅のユース史上できなかったことを僕らが成し遂げたので、純粋にサッカーが楽しかったですね。

―特に覚えていることを教えて下さい。

小松:練習はめちゃくちゃきついんですよ。技術というよりは球際と走りをメインにしていたので、高体連みたいな感じでした。サッカーの内容も、ボールを奪ったら僕に蹴って、収めて、足速いやつが走るみたいなサッカーをしていました。だからこそ、自分のストロングに磨きがかかって、今の自分があると思います。空中戦だったら同年代だったら絶対負けないと思っていましたし、全国大会とかで強いチームとやった時には成長を感じられました。セットプレーでもよく点をとっていましたね。

「オフをオフとして使ったことはなかった」

―高校一年生から振り返っていければと思うのですが、当時山雅ユースはどのような状況でしたか?

小松:僕らのユースはAとBがあったんですけど、高1の時はAチームでも県3部だったので、毎回土でやっていました。その時はJユースでアルビレックスとかとやっても。0−7とかでしたね。高1の時は岸野さんがまだいたので、言われた通りにプレーしておました。週一のオフは毎回チームメートとボールを蹴っていたので、オフをオフとして使ったことはほぼなかったですね。朝練とかも自主的にしていましたけど、ジュースをかけて、みんなでリフティングとかをするのが楽しかったです。高校生にとって、150円とかってでかいんですよ。4本とかになったら結構きつくて(笑)。寮生活で仕送りの中で、600円の負担はでかくて、負けないように必死に(笑)。朝6時くらいに起きて7時過ぎまで朝練して学校行って、夕方練習してっていう生活をしていました。

―逆に辛かった思い出とかはありますかー?

小松:いやだったな、とか辛かったなっていうのは記憶にないですね。その時の練習で走るのが嫌だなとかって思ったことはありますけど、全部自分のためになっていたので、やらなきゃ良かったとか、後悔はないですね。

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VictorySportsNews編集部