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ゴルフに関する記事を一覧できるページです。VICTORY [ビクトリー]では、国内や海外のゴルフの最新ニュースや旬な話題も、プロ・アマを問わずに取り上げていきます。
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女子ゴルフ視聴率、15年ぶり5%割れ
38試合が行われた2017年の国内女子ツアーは、年間2勝を挙げた鈴木愛が日本人4年ぶりの賞金女王に輝いて閉幕した。年間の総ギャラリー数は昨年(38試合)比6万749人増の59万1643人を記録した一方、最終日の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東・地上波のみ)は昨年比0.5ポイント減の4.7%に落ち込んだ。最終日の視聴率が5%を割り込んだのは、宮里藍がアマチュア優勝を果たす前年の2002年(3.8%)以来15年ぶりとなる。 苦戦が続く中で、視聴率が比較的高かったのは9月に現役を引退した宮里や、畑岡奈紗が出場した試合だ。畑岡がメジャー連覇を果たした「日本女子オープン」は年間トップの8.1%を記録した。2人が国内で初めて競演した開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」も、全体で3番目となる6.2%(昨年比2.2ポイント増)と健闘した。 宮里がスポット参戦した「ワールドレディス サロンパスカップ」は6.1%(昨年7.4%)、「中京テレビ・ブリヂストンレディス」は6.0%(同6.2%)、引退表明後の初戦となった「サントリーレディス」は5.4%(同6.0%)と平均以上の数字を記録したが、いずれも昨年を下回った。 全体で2番目となる6.3%を稼いだのは、鈴木がシーズン2勝目を挙げた「アース・モンダミンカップ」。昨年を1.3ポイント上回った。鈴木が賞金タイトルを決めた最終戦「LPGAツアー選手権リコーカップ」は、昨年比2.4ポイント減の4.0%と不調だった。 テレビ視聴率は、競技の人気のバロメーターと言える。ツアーを運営する日本女子プロゴルフ協会にとって視聴率低迷は憂慮すべき事態だが、同協会の関係者は「ツアーの強化を進めていくこと。4日間競技が増え、来季からはリランキングも始まる。ツアーがより活性化することを信じていくしかない」と言葉にした。
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松山英樹は4位に 小平智「マスターズ」ボーダーの50位/男子世界ランク
10日付の男子ゴルフ世界ランキングが発表され、松山英樹はジョン・ラーム(スペイン)と入れ替わり、5位から4位に上がった。米国、欧州の両ツアーは年内の日程を終了しており、ほかのトップ20に動きはなかった。 日本勢2番手の池田勇太は37位で変わらず。3番手の小平智は49位から50位に1つ下げ、来年の「マスターズ」出場権確保に向けてボーダーライン上となった。 宮里優作は58位、谷原秀人は67位で変わらなかった。 今週はアジアンツアーの今季最終戦「インドネシアマスターズ」が行われ、小平、宮里、片岡大育らがエントリーしている。
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石川遼がジュニアに競技参加を指南 スコアよりも大切なこと
石川遼は10日(日)、神奈川県の横浜カントリークラブで自身の特定非営利活動法人(NPO)が主催するジュニアイベントに参加した。抽選で選ばれた競技経験のない39人の子どもたちを相手に、ゴルファーとしての心構えを説いた。 「everyone PROJECT First Golf Festival」は昨年、プレーしたことがない子どもや大人を対象に第1回イベントを開催。今回はゴルフを始めて間もない、普段は家族らとのラウンドが中心の小学生を対象とした。それぞれが4人一組で回り、各組に同行した関東ゴルフ連盟のスタッフらにアドバイスを受けながら、ゴルフ規則にのっとったプレーを体験。暫定球を打つ前に宣言をするといった処置なども教わった。 全4ホールをプレーした後にはスコアカードを提出し、成績を発表。石川は自身のクラブを手にしてデモンストレーションも行った。意図的に左右に曲げ、高低差を操るショットを披露した。「僕はショットを曲げるのは割と得意。曲げる必要がないときも曲げてしまうけど…」という自虐的なジョークは冷たい風でかき消され、場内からは感嘆の声が上がった。 「ゴルフのすそ野を広げたい」という思いからジュニアイベントを主催する石川は幼い頃、シャフトを短くした中古クラブを父から譲り受けてゴルフを始めた。競技に初めて出場したのは小学3年生の時。茨城県の東筑波カントリークラブでの試合だった。記念すべき最初のティショットはなんと空振り。「ほんとにフィギュアスケートみたいに一回転した」と思い出す。18ホールのスコアは「123」。順位は「ビリから2番目だった」。その後、メキメキと実力をつけ、プロツアーで優勝した高校1年時には当地のジュニア大会でハーフ「28」を記録した。 ただし石川が今回、ジュニアに訴えたかったのはゴルフに関する「エチケットとマナー」。成長過程の子どもたちに対し「一緒に回る人に迷惑をかけてはいけない。良いゴルファーか、悪いゴルファーかということに関して、スコアの良し悪しは関係ない」と強調した。 その「良きゴルファー」になるために、競技への参加は有効なひとつの術だという。「試合では同伴競技者のプレーに目を配って、マーカーとしてスコアもつける。ボールを必死に一緒に探すこともある。お父さん、お母さんと回っているときには気が付かないこともある」。すべてのジュニアがプロを目指すわけではないが、遊びとしてのプライベートラウンドから一歩足を踏み出せば、人間形成に役立つ要素もあるかもしれない。 「自分のことだけ考えて、人のプレーの邪魔をしてはいけないし、ゴルフは一緒に楽しく回るもの。その緊張感を味わってほしい」と石川。「スイングの形も大切だけれど、エチケットとマナーを教えてくれる人が周りにいたらすばらしいと思います」というメッセージは、子どもの背後に並んだ親たちに向けたものに聞こえた。(編集部/桂川洋一)
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アン・シネはなぜ「来年も再来年も日本で」と語ったのか?
女子ゴルフの2017年シーズンをビジュアル面(?)で沸かせたアン・シネ(韓国)は今月3日、東京都内で開かれたイベントに参加し「来年も再来年も日本に来ないことは絶対にありません」と強調した。来季の最終予選会は71位に終わり、レギュラーツアーの出場は主催者推薦にほぼ限られる。それにもかかわらず、出場権のある母国ツアーに腰を据えず、日本ツアーで戦うことにメリットはあるのか? 第一の理由は賞金と試合数だろう。韓国ツアーは今季30試合が組まれ、賞金総額は約22億円。38試合行われた日本ツアーの賞金総額は37億1500万円で、約1.5倍だ。移動距離は短く、世界的に見ても繁栄しているツアーの一つと言える。 さらに世間の注目度も理由に挙げられる。世界ランキングトップ20のうち、半数の10人を占めるなど韓国のトッププロたちは米国ツアーで活躍するが、米国では女子ゴルフの人気はさほど高くない。翻って日本では、女子ツアーは男子ツアーよりもメディアへの露出が多い。 かつては日本人選手を中心に報道してきたメディアだが、昨今は韓国選手が話題の中心に上がることも多い。人気の火付け役は2015年、16年と2年連続賞金女王に輝いたイ・ボミだ。「強くてかわいい」キャラクターはゴルフファンのみならず、お茶の間にも浸透した。 今季は1勝だけと不調に終わったが、シーズン中盤まですべての大会で開幕前の囲み取材が続いた。キム・ハヌルは日本で写真集を出版し、水着姿を披露。14試合に出場したアン・シネは、着用するウェアについて連日コメントを求められた。 ルーキーで世界ランク1位まで上り詰めた24歳のパク・ソンヒョンら若手が台頭するなど、米ツアーでは韓国人選手の新陳代謝が激しいが、日本ではイ・ボミらの存在を脅かす選手がそれほど誕生していない現実もある。 2000年から日本を主戦場にする李知姫は、韓国選手の人気の上昇を感じ取り「昔からの流れがあってのもの。イ・ボミが出てきて人気が高くなった。でも私が参戦したときから日本の方々は親切だった」と明かす。一方で「私よりも上の世代の選手は苦労したと聞く。先輩たちのお陰だと思う」という。 1985年に来日して1勝を挙げた金愛淑(キム・エイスク)さんは「嫌なことを言われたことはあった。地方に行くほどそういう空気を感じていた」と苦笑いで思い返す。現在は韓国選手のマネジメントをし、韓国から来日する選手のサポートをする。「みんな自分の国の選手に活躍してほしいと思うものだから当然。今の人気は当時を考えると信じられない」と続けた。 金さんらが韓国勢に注目の集まる要因の一つに挙げたのは「インターネット」だ。金さんは「インターネットでの情報が充実してきたことによって、例えばテレビを見た視聴者がすぐに検索できるようになった。『かわいい』『興味ある』と思う選手の情報を即座に知れるようになり、国籍よりも選手の個性が本当に重要になった」と指摘した。 韓国選手のマネジメントを担う別の関係者は「インターネットの写真や記事はストックされる。例えばイ・ボミが優勝したタイミングで検索すると、イ・ボミの写真は無数に出てくる。これは海外の選手にとって、すごく露出を増やせた要因」と強調した。 韓流ドラマのブームやK-POPの人気も一役買ったという。今季参戦した25歳のイ・ミニョンは同年代の日本人選手と良好な関係を作った。イのマネジャーは「ゴルフ以外で共通の話題があることはかなり大きいと思う」と推測し、今季の好成績と関係があると分析した。 いまやイ・ボミは現実としてツアーの顔となり、アン・シネは今年の女子ゴルフの話題の少なくない部分を占めた。2人は「わたしを応援してくれるのが不思議だけど、日本に愛着がある」と口をそろえる。日韓両国は現在、政治的に良好な関係とは言えないが、女子ゴルフ界では韓国選手の活躍は今後も続くだろう。韓国人選手のマネジメント関係者は「日本に来たいと考えている若手は多数いる」と語った。(編集部・林洋平)
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J.スピースが伝授 「バンカー脱出2つのお助けショット」
文:ジョーダン・スピース(ゴルフダイジェスト誌の選手兼編集者) いい感じでプレーをしていると、何だか急に調子が狂い始めるときがあるよね?ゆるいショットが出始めて、3パットをしてしまい「あと1回ミスをしたら、このラウンドは台無しだ!」というところまで追い詰められる。落ち着け…と自分に言い聞かせはするものの、その状況で自分の心をそうそうコントロールできるはずもない。例えば、とても難しいグリーン回りのリカバリーショットを打たねばならないとなると、緊張感はいつにも増して高まる。当然だが自分の力で切り抜けるしかない。そんなときは「完璧なショットを打つ」という想いに、心を躍らせるんだ。今年の夏、僕を優勝に導いた2つのホールアウトで、僕はそういう心持ちでプレーをした。ひとつは「全英オープン」(7月)を優勝した際の、ロイヤルバークデールの10番グリーン奥からのショット、もうひとつは「トラベラーズ」(6月)を制した際のプレーオフ、1ホール目のバンカーショットだね。 選択肢が限られているとき、僕は大抵の場合はロブウェッジを使う。普通にバンカーショットを打つのと同じようにロブショットを打つので、それが一貫性を保つ上で助けになっていると思う。クラブフェースを開き、緩めた手首の速いスナップでボールをカットし、クラブヘッドが両手を追い越すように打つんだ。バンカーが得意なプレーヤーは、何種類も得意なショットを持っている。だけど通常のバンカーショットの他に、たった2種類の別パターンを持っているだけで、とても役に立つ。僕のお勧めは、ダフって転がす「チャンク&ロール」と、薄めに打ってスピンを効かせる「ニップ・スピナー」の2つ。ここぞというときに備えて練習しておいてほしい。きっとこのショットがピンチから救ってくれるはずだよ。 構成:マックス・アドラー グリーン回りのバンカーショットには、スイングの速さと、クラブヘッドを砂のどこから入れるかという2つの要素がある。ダフって転がすショットを打つ場合、薄くヒットする可能性をゼロにするため、クラブヘッドはボールのはるか後方(5~7センチくらい)で砂を爆発させる。速く振って砂をたくさん飛ばさなくてはならないんだ。このショットの出番は、左足上がりの上り傾斜、あるいはボールが砂に埋まって目玉になっているときだね。 打ったボールは高く上がって、スピンが効いていないから、グリーンに着地するとパットのように傾斜通りに転がるんだ。セットアップの際は、傾斜に関係なく前足に多く体重をかけるようにする。普通のバンカーショットと同じように、少しオープンに構えてスタンスなりにスイングしよう。ダウンスイングはハードに振らないといけない。傾斜がクラブの勢いを止めようとするけれど、それに負けては駄目なんだ。両肩と腕を力強く使い、砂を爆発させて振り抜こう。 これはピリッとしたショットだね。トップ気味に入って、ボールがグリーンを越えてしまうリスクが高いから、プロでさえ少しためらうほどだよ。もし本当にこのショットをするのなら、怖いくらいボールのすぐ後ろの砂を叩くことが必須になる。だいたいボールの後ろ1センチくらいだね。速いスピードでクラブフェースを通さなければならないのだけど、このショットは大きな筋肉ではなく、腕の力で速度を出すんだ。 これはどんなスタンスの場合でも重宝するショットだけど、最も必要となるのはバンカーで左足下がりというケースだね。下りの傾斜からだけど、ボールにスピンを効かせて、グリーンに落ちたら止めなければならない。通常のバンカーショットと同じように、ボールをスタンスの真ん中に置く上で、おそらくスタンス幅を広げて、前肩を沈ませる必要が出てくると思う。インパクト後、クラブヘッドは地表に沿って低く速く保たなければいけないからね。ひと息つくのはその後だよ。 ※これはジョーダン・スピースによる、ゴルフダイジェスト独占のレッスン記事です。(米国ゴルフダイジェスト誌 2017年9月号掲載)
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ファウラーが「61」で逆転優勝 松山英樹は5位 ウッズ9位
◇米国男子(ツアー外競技)◇ヒーローワールドチャレンジ 最終日(3日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7302yd(パー72) 5位から出たリッキー・ファウラーが11バーディ、ノーボギーの「61」をマークし、通算18アンダーとして逆転優勝した。1番から7連続バーディとし、9番もバーディを決めて前半を「28」。後半も3つ伸ばして1日で7打差をひっくり返し、後続に4打差をつけて圧勝した。 5打差の首位で出たチャーリー・ホフマンは「72」と伸ばせず、通算14アンダーの2位で終えた。ジョーダン・スピースとトミー・フリートウッド(イングランド)が通算13アンダーの3位に入った。 5位で出た昨年覇者の松山英樹は1イーグル5バーディ、3ボギーの「68」でプレー。通算11アンダーの5位でパトリック・リード、ジャスティン・ローズ(イングランド)と並び、2017年の戦いを締めくくった。 約9カ月ぶりに競技復帰したタイガー・ウッズは「68」とし、通算8アンダーの9位で4日間を完走した。
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望みつないだ“成田ジャパン” エースが一矢報いる
◇国内女子◇THE QUEENS presented by KOWA 2日目(2日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇6400yd(パー72) 4ツアー対抗戦は2年連続で、日本チームと韓国チームの優勝決定戦になる。2日間で宿敵に12ポイント差(勝利2pt、引き分け1pt、敗戦0pt)をつけられたが、最終日はポイントをリセットして行う。主将の成田美寿々は、2年ぶりのタイトルに「最低限の目標は達成した。一丸となって、あしたぶつけたい」と力を込めた。 薄氷の決定戦進出。この日の個人戦は3勝5敗1分けと停滞した。3位豪州チームとは3pt差。日本勢で6番目にティオフして勝利を奪った笠りつ子は「ドライバーが真っ直ぐいかなくて調子は悪かった」としたが、後半11番にボードで仲間のスコアを確認して目の色を変えた。 各マッチでリードを許す展開に「みんなが勝っていたら甘える部分があったかもしれないけど、私がいかなきゃと思った」。1ダウンで迎えた11番でオールスクエアに戻すと、続けて2ホールを奪い2UPで逃げ切った。昨年大会のキャプテンは「美寿々ちゃんが一番キツイはず」と思いやり、「チームワークが大事になる。明日も頑張りますよ」と堀琴音とタッグを組む最終日を見据えた。 最終組でベ・ソンウ(韓国)を1UPで破り、2日間で韓国に初黒星を与えた鈴木愛は「負けられないと思った」と笑顔。前日の作戦会議で周囲から「エースだから韓国選手と戦ってきなよ」と発破をかけられた。調子は悪く「誰とやっても厳しい」と感じたが、今季の賞金女王は「日本人として強いということを見せたかった」と強気で戦った。 終盤17番(パー3)をオールスクエアで迎え、チームのスコアを確認して「これは勝たなきゃ」。同ホールでバーディを奪って1UPで強敵を退けた。最終18番グリーンを終えると、見守った仲間から「さすが!」と声が飛び抱擁。「かなり良い雰囲気で終われた。最高の上がり方になったはず」と振り返った。 1つのボールを交互に打つフォアサム形式の最終日は、憧れの上田桃子と初ペアを組む。試合後の作戦会議で、鈴木は「わたしたちを1番手で行かせてください」と先陣を志願した。大会前から成田は、鈴木と上田の2人を「ポイントゲッター。日本のエース」と評する。重責を背負うキャプテンは「急きょ順番を変更したけど、この組み合わせが一番だと確信している」とうなずいた。(愛知県みよし市/林洋平) 8時50分/鈴木愛×上田桃子vs.イ・ジョンウン×べ・ソンウ 9時00分/成田美寿々×比嘉真美子vs.キム・ハヌル×キム・ジヒョン(注) 9時10分/笠りつ子×堀琴音vs.コ・ジンヨン×キム・ジャヨン 9時20分/川岸史果×西山ゆかりvs.オ・ジヒョン×キム・ジヒョン(注) 8時50分/鈴木愛×上田桃子v.s.イ・ジョンウン×べ・ソンウ 9時00分/成田美寿々×比嘉真美子v.s.キム・ハヌル×キム・ジヒョン(注) 9時10分/笠りつ子×堀琴音v.s.コ・ジンヨン×キム・ジャヨン 9時20分/川岸史果×西山ゆかりv.s.オ・ジヒョン×キム・ジヒョン(注) (注)同姓同名選手
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松山英樹が急浮上「66」 ウッズと4年ぶり同組ラウンドへ
◇米国男子(ツアー外競技)◇ヒーローワールドチャレンジ 2日目(1日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7302yd(パー72) 1アンダー14位タイから出た松山英樹は7バーディ、1ボギーの「66」をマークし、通算7アンダーの5位タイに浮上した。3日目は約9カ月ぶりの復帰戦で、同スコアで並ぶタイガー・ウッズと同組でプレーすることが決まった。 18ホールを通じて満足のいくショットは「きょうはゼロ」だったという。それでも前日2ボギーを喫した前半アウトで、この日は4バーディを決めた。2番(パー3)でティショットをピンそば2mにつけて1つ目。350ydと短い7番では1Wでグリーン左手前まで運ぶ積極策でバーディとした。 好スコアの要因を「(きのうよりも)グリーンに乗ったから」とサラリと分析した一方で、この日も復調傾向にあるパッティングが要所で決まった。14番ではフェアウェイから上りのアプローチがグリーンに届かないミス。ボールがスプリンクラーヘッドに入り、ドロップ後にカラーからパターで4mを沈めてバーディを奪った。最終18番はアプローチ失敗が続いた後、左カラーから3mを沈めて「大きいですね」とボギーで耐えた。 なお、ホールアウト後にはルールトラブルによる問題が浮上。18番の第3打。上りのアプローチがグリーンに届かず、ボールが傾斜で戻っていた最中に、松山は打球痕を足で修復した。この行為がゴルフ規則(13-2 球のライや、意図するスタンス・スイングの区域、プレーの線の改善)に抵触する可能性があり、ラウンド後に競技委員から聴取されたが、「無意識でディボットを治した」という主張が認められ、無罰となった。 この日は直後の組でウッズがプレーしており、松山はプレーの合間に後ろを振り返るシーンもあった。「飛んでるなあ…と思って見てました。10番、11番とか…。ギャラリーが多い。やっぱりスゴいね」 その後、松山が3日目に同組でプレーすることを知ったのはラウンド後の練習中。スマートフォンで順位を確認し「飛距離、置いていかれるのかなぁ」と無邪気に言った。一緒にプレーするのは2013年の世界選手権「ブリヂストン招待」以来。松山は2日目に「61」を出したウッズの姿を見て驚嘆し、4年後の今年8月の同大会で最終日に同じコースレコードをマークして優勝したのは記憶に新しい。 ショットの修正作業に励みながら、週末もパッティングの状態をキープすることを心掛ける。「いい感じで打てていると思う。あしたは『スコアを崩したくない』という気持ちが出てくる中で、どれだけいいストロークができるか」。前年大会で優勝したとき、ホスト役のウッズは松山について「いずれ倒すべき相手になる」と言った。今度は、目の前で4年分の成長を見せる時だ。(バハマ・アルバニー/桂川洋一)
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完全復活は間近! ウッズの左足踏み込みスイング
「ヒーローワールドチャレンジ」にて9カ月ぶりに戦線復帰したタイガー・ウッズ。賞金ランク加算対象外の大会ではあるものの、松山英樹をはじめ世界トップクラスのメンバーが顔をそろえる舞台に戻ってきました。完全復活が待たれるゴルフ界の“スーパースター”はいま、どのようなスイングに変化したのか解説していきましょう。 バックスイングでは下半身から始動を行い、上半身とバランスよく連動させながらクラブを上げていきます。一年前に撮影した同大会のスイングよりも下半身の動きが大きく、上半身をねじる動作が少なめになっているのが分かります。 以前はシャフトが地面と平行になるまで大きく振り上げていましたが、現在はシャフトが平行になる前段階で収まっています。これは体の調子が上向いている証拠。上体が十分捻転できているため、腕を大きく振り上げる必要がないのです。 ダウンスイングでの注目は「左足」です。左足の踏み込みが大きく、地面を力強く押し上げています。以前の下半身の動きは、全盛期に比べてかなり大人しい印象でしたが、今回は積極的に動かし、地面の反動を利用した躍動感のあるスイングとなっています。 ドライバーショットのスイングだけを見ると、だいぶ体の調子が良い状態にあることがうかがえます。“完全復活”も間近と思わせる完成度の高いスイングと言えますね。 撮影/2017-2018年「ヒーローワールドチャレンジ」練習日 スイング解説/吉田洋一郎 (※音声は合成です) 1978年生まれ、北海道出身。海外のスイング理論に精通するゴルフスイングコンサルタント。D.レッドベターを2度にわたり日本へ招聘し、レッスンメソッドを直接学ぶ。世界各地で最新理論の収集と研究活動を積極的に行っている。
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パター壊れるも泰然 20年連続出場の片山晋呉
◇国内男子メジャー◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目(1日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70) 30人の精鋭だけが出場できる最終戦に、片山晋呉は大会最多となる20年連続出場を果たしている(最多出場は尾崎将司の25回)。過去19回で優勝2回、トップ10は半分以上の10回を数えているが、2日目を「68」で回って通算3アンダー2位へ浮上。今年も定位置に上がってきた。 この日は1番をダブルボギーで出たものの、「慌てずにやっていました」と直後の2番(パー3)ですぐにバーディを取り返す。6番(パー5)で10mのイーグルパットを沈めると、右手を大きく挙げてガッツポーズ。再び2アンダーの赤字に戻し、後半へと流れをつないだ。 じつは、スタート直前に「踏んだというか、つまずいた」と投入予定のパターのネックが曲がり、急遽別のものに取り替えていた。「メーカーも全然違う」というパターだったが、後半も2バーディ(1ボギー)とスコアを伸ばし、「朝のトラブルを考えたら、あれよあれよという間だった。良い方に転がったんじゃないですか」と優勝争いに加わった。 フィールドには、韓国メディアが“次世代のキム・シウー”と目する19歳の任成宰(イム・ソンジェ/韓国)もいるが、片山はイムが生まれる前からこの大会に出続けている。「なにも考えていない。楽にやっていますよ」と笑う44歳が、2002年以来となる大会3勝目を視界にとらえた。(東京都稲城市/今岡涼太)
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復帰戦のウッズが「69」 同組トーマスをアウトドライブ
いまなおゴルフの中心にいるのはタイガー・ウッズだということが今週証明されました。遠心力を操るエレガントなスイングにチェンジしたタイガーは話題をふりまくだけでなく、来年以降のメジャートーナメントで結果を残しそうな予感がします。 -
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復帰のウッズ「自分の位置を知りたい」 松山英樹とも再会
◇米国男子(ツアー外競技)◇ヒーローワールドチャレンジ 事前情報(28日)◇アルバニーGC(バハマ)◇7302yd(パー72) 腰痛などの故障で戦列を離れていたタイガー・ウッズは30日(木)開幕のツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」で今年2月以来の復帰を果たす。前週末からバハマに入り、精力的に練習を続けている。28日(火)にはコース入りしたディフェンディングチャンピオンの松山英樹とも再会した。 この日午前、大会前の公式会見に出席したウッズは「長いこと友人とも楽しくプレーすることができなかった。競技もあまりに久しぶりだ」と約9カ月ぶりのティオフを心待ちにした。前年大会で1年3カ月ぶりに復帰したが、年明けに参戦した今年2月の欧州ツアー「ドバイデザートクラシック」で途中棄権してから再度離脱。「去年はまだわずかな痛みに苦しんでいた。今振り返ってみると、動きもスローモーションのように遅かった。自分の体のことが分かっていなかった」と、前回の復帰が時期尚早だったことを認めた。 4月にキャリアで4度目となる腰の手術を受け、痛みで座ることすらできない時期もあった。「ベッドから起き上がる時に、もうゴルフクラブを松葉杖のように使わなくていい。それが何よりうれしい」という。今は家族との日常生活に身体的な支障がないことを喜ぶ。 「今回の4ラウンドを通じて、自分の今の状態を知ることが楽しみ。この体についてもまだ学ばなければいけない。しっかり戦い抜いて、サンデーバックナインで勝つチャンスのあるポジションにいたい」と意気込んだ。 午後に入ると、コースに姿を見せた松山と再会した。9月の米国選抜と世界選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」では副キャプテンと選手という敵同士の立場だったが、アプローチ練習場であいさつに出向いた松山を笑顔で迎えた。 ウッズはその後、リッキー・ファウラー、ジャスティン・トーマスの練習ラウンドに自ら入って一緒に9ホールをプレー。ラウンドの終わり際、カートで18番グリーン脇を通りかかったパトリック・リードが「まだ火曜日だから、一生懸命になりすぎないでよ! もう年なんだから」と冗談めかして言うと、「もう年だって!?」と威勢よく言い返していた。(バハマ・アルバニー/桂川洋一)
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小平智が53位に 松山英樹は変わらず5位/男子世界ランク
26日付の男子ゴルフ世界ランキングが発表され、1位のダスティン・ジョンソンを含むトップ5に変動はなかった。試合がなかった松山英樹は2週連続の5位。日本勢2番手は池田勇太で、前週と変わらず37位だった。 3番手の小平智は54位から53位に一つ順位を上げ、来年の「マスターズ」出場資格を得られる年末時点でのランク50位以内にじわり近づいた。 国内男子ツアー「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」を制したスンス・ハン(米国)は141位から97位に急上昇。2位で終えた石川遼は285位から229位に上がった。 37歳にして「USB香港オープン」で欧州ツアー初優勝を遂げたウェイド・オームスビー(オーストラリア)は319位から118位に順位を上げた。
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屋上パッティンググリーンならではの楽しさ ~NYの空の下で
「何とかしてゴルフの練習時間を増やす方法はないものか?」と思案していたデービッド・ブルックスは、ふと、自分の住むアッパーウエストサイドのマンションの屋上を見上げた。そこにはジャグジーの浴槽と、360度マンハッタンを見渡せる景観があった。そこで彼は、ニューヨークシティでも指折りの屋上パッティンググリーンを追加することにしたのである。 ホーム・グリーン・アドバンテージ社のマイケル・レーラーによって設計と造成が行われたパッティンググリーンは、見せかけだけのミニチュアゴルフコースとはワケが違う。「高速グリーンが苦手だった私は、打ち切れないパッティングを克服するには、ストロークを体に覚えさせることが重要だと考えたんだ」とハンデ13のブルックスは説明した。4~5mの距離で多様なラインが用意され、スティンプメーターで11フィートの速さを保っているだけあって、ここでの練習は実際のグリーンでのパフォーマンスの向上に非常に役立っている。 彼はどれくらいの頻度で屋上に上がるのだろうか?ニューヨークきっての投資信託会社で相談役を務めるブルックスは「十分ではないんだ、物足りないよ」と明かした。もっとも「天気が良ければ、週に4、5回は上がっているけれどね」と付け加えたのだが。カップが3つ、深さの違う2種類のラフ、さらにチッピング用の“島”と、ブルックス自身も設計に携わった傾斜まであることを考慮すれば、もっとそこで時間を過ごしたいと話す彼を責めることはできないだろう。 ニューヨークシティにどれだけ屋上パッティンググリーンがあるのか正式な統計はないが、ニューヨーク都市圏にあるサウスウエスト・グリーン社のデメトロ・カーボンは、需要が伸びていることを見込んだ上で、その数をざっと500と見積もった。彼の会社では、5年前に年間3~5件を受注する程度だったが、今ではその数が年間12~15件ほどに増えている。一方、ホーム・グリーン・アドバンテージ社は、3つのカップがある屋上セットアップで、1万5000ドルから2万ドルほどの価格の規模のグリーンを、これまで20件ほど造っている。 これは、ブルックスのマンションから南へわずか数ブロックほど下った、グリニッチビレッジ界隈に住む、著名な不動産開発業者に招かれて撮影したものだが、このグリーンの設計と造成を行ったのもホーム・グリーン・アドバンテージ社である。 オーナーは匿名を条件としていたが、彼が自分の屋上パッティンググリーンを誇りに思っているのは明白だった。空中庭園、キッチン、さらにジャグジーの浴槽がグリーンに隣接しており、おまけにエンパイアステートビルの景色まで楽しめるのだから。 ここは都会のオアシスでありつつ、真剣な練習の場でもあるのだ。「私はディープデールGCとフライアーズヘッド、そしてアトランティックGCの会員なので、このグリーンの速度はそれらのゴルフコース同様に速くして欲しかったんだ」とオーナーは語る。 そして彼はこう付け加えた。「今では単なるパッティンググリーン以上の存在となった。というのも、ここは息子の遊び場にもなったのだが、私は初めから、これで息子がゴルフに興味を持つようになればと、密かに計画していたのだよ」。 パッティンググリーン作りは造園と見なされるため、通常は特別な許可を取る必要はない。しかし、ニューヨークの排水規制は考慮しなければならず、場合によっては安全ネットも必要になる。パットの打ち損じによって、ボールが20階下の歩行者に直撃するなどということがあってはならないからだ。 ひとたびパッティンググリーンが完成してからは、ニューヨーク特有の汚れからの保護が試練となる。レーラーは定期的にブローワー、あるいは吸引機でゴミや破片を除去し、一年おきに導入業者を呼んで、徹底的なブラッシングとクリーニングを行うことを勧めている。 「芝生(編注:人工芝)には耐候性があります」とレーラーは付け加える。「ですから冬の間、グリーンをカバーで完全に覆う必要はありません」。 文:コールマン・ベントリー (米国ゴルフダイジェスト誌 2017年9月号掲載)
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対象は試合未経験の小学生 石川遼が12月にジュニアイベントを開催
石川遼を中心とした特定非営利活動(NPO)法人が主催するジュニアゴルフイベント「everyone PROJECT First Golf Festival」が12月10日(日)に神奈川県の横浜カントリークラブで行われる。ゴルフ歴の浅い小学生ゴルファーが対象。11月17日(金)の午後5時まで、石川の公式ホームページ内で参加者を募集している。 イベントは昨年、ゴルフ経験のない子どもや大人を対象に、ゴルフの楽しさを伝えることを目的に発足。第2回となる今年は、ゴルフを始めて間もない小学生が試合を体験し、「競技ゴルフ」の緊張感を味わうことに主眼を置く。応募資格は「試合に出たことがない小学生」。各組にアドバイザーが帯同し、9ホールのストロークプレーを行う。昨年に続き、石川本人も会場を訪れる予定。 参加費は無料で、30から40人を募集。申込者数が定員を超えた場合は抽選で決まる。 ◇イベントに関する問い合わせは石川遼公式サイト、または以下まで。 ファーストゴルフ事務局 03-5495-7556(ダンロップスポーツエンタープライズ内)
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タイガー・ウッズが9カ月ぶりに競技復帰へ ヒーローチャレンジ出場
タイガー・ウッズが戻ってくる。このニュースに心躍らせるファンが何人いることか。「スイングに力強さがなくなった」「昔のような活躍はできない」と揶揄する書き込みをよく見かけるけれども、それが何だというのだ。存在感だけで人を魅了できる稀有なアスリートだと思うし、これから彼が創り上げていく新しいゴルフスタイルに注目したい。1 Comment
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ゴルフ
2勝目へバトンタッチ 青木瀬令奈が狙い通りのトップ10発進
◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 初日(27日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6580yd(パー72) 24歳の青木瀬令奈がエースキャディ不在の初日を乗り切り、2日目以降に弾みをつけた。3アンダー6位につけ首位と3打差。後半の11番で30ydからチップインパーを拾うなどピンチで粘ってボギーなし。「流れ良くできた」と笑顔で振り返った。 コーチでキャディの大西翔太さんがPGAのティーチング資格取得のため初日は不在。代打で他の人とタッグを組んだが「正直言うと大西さんはコーチとしては150点だけど、キャディとしては3点なので。普段から歩測もクラブも自分で決める。だってボールを拭くタオルを持っていないとか平気であるし」とおどける余裕で不安を感じさせなかった。 粘り強さが際立った。前半5番では4mのパーパットをねじ込んだ。3週前の「スタンレーレディス」から親交の深い成田美寿々や成田のパッティングコーチ・南秀樹さんから勧められて「人生初」と言うセンターシャフトのパターに変更。「思い切ってかえたけど、けっこうしっくりきている」と手応えを感じた。 資格試験を終えた大西キャディと2日目から再びタッグを組む。今季「ヨネックスレディース」で初優勝を決めた相棒からは「今週は初日トップ10にいてくれ」と言われていた。通算2勝目に狙い通りのスタートを切った青木は「雨の予報も出ているのでフェウェイキープが大事になる。ドライバーが安定しているので、しっかりやりたい」と引き締めた。(埼玉県飯能市/林洋平)
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ゴルフ
石川遼は5年ぶりのホスト大会 復調から恩返しへのシナリオは
◇国内男子◇マイナビABC選手権 事前情報(25日)◇ABCゴルフ倶楽部(兵庫県)◇7217yd(パー72) 石川遼の国内ツアー復帰3戦目は、2008年にプロ転向後の初タイトルを手にした自身のスポンサー大会。主戦場を米国ツアーに移す前年の2012年以来、5年ぶりに思い出の舞台に帰ってきた。 米ツアーの出場権を失ってから、今季国内初戦となった「日本オープン」、前週の「ブリヂストンオープン」と2試合連続で予選落ち。調子のバロメーターとする1Wが安定せずに厳しい戦いが続くが、開幕前日のプロアマ戦と練習を終えた石川は「毎日のように練習して探っているが、ドライバーショットが少し向上して、良い感触になりつつある。あしたから楽しみです」と自らに期待を寄せた。 この2週間の結果を受けて1Wショットのテーマに掲げるのは、トップからダウンスイングにかけてクラブを振り下ろす手の位置だ。「ここに下ろしたい、というのはあるけど、そのためにどこを意識すればいいのか。今はその段階」という。「結局はアドレス時のフェースの向きや手の位置、インパクトの手の位置になってくる。その差をちょっとずつ埋めることが今の狙いだけど、(練習の)最後のほうで近くはなってきたし、すごくシンプルに打てるようになってきた」と、復調への道筋を見出しつつある。 今週1Wは、感触よく打てている3Wと同モデルの『キャロウェイゴルフ XR 16 ドライバー』を前週から継続使用。「スピン量を少しだけ減らしたかった」との狙いから、ロフト角を前週の10.5度から9.5度に立たせる調整を加えた。 5年ぶりのホスト大会。かつての感覚を取り戻すことに重きを置きつつも、結果が求められる立場であることは十分に理解している。「何か手ごたえを得られた時に、優勝争いをしていないことはないと思う。結果で恩返しをしたい気持ちは心の底から湧き上がっています」。不安と期待が入り混じる中、さまざまな思いを胸にこめて注目のティオフを迎える。(兵庫県加東市/塚田達也)
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