#PGAツアー
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ゴルフ
蟬川泰果のPGAツアーデビュー〜注目される馬場咲希の行先
男子ゴルフで昨年話題をさらった蟬川泰果が年明けから米国に渡り、世界最高峰のPGAツアーへいきなり3試合連続出場を果たした。最後となったのが25日からのファーマーズインシュアランス・オープン。その陰には、契約したマネジメント会社の存在があった。どのエージェントとともに歩むかは大事なポイントで、収入面を含めてプロ生活を大きく左右する〝相棒〟でもある。
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ゴルフ
世界で活躍し始めた日本のアマチュアゴルフ界-結果を出しているナショナルチームの育成法
ゴルファー日本一を決める大舞台、10月下旬の日本オープン選手権でアマチュア制覇の快挙を成し遂げた21歳の蟬川泰果が10月31日にプロ転向し、マイナビABCチャンピオンシップでプロデビューを果たした。アマの優勝は1927年の第1回以来95年ぶり2度目で、プロの存在が広く浸透している現代と昔では意味合いが異なる偉業だ。その陰には、日本ゴルフ協会(JGA)によるナショナルチーム(NT)の存在があった。過去には男子の松山英樹や女子の宮里藍らも在籍し、最近では4年連続で男子の世界アマチュアランキング1位を輩出。世界的にも注目されており、ゴルフ界の壁が次々と打ち破られる現象を説明する上で欠かすことのできない、スペシャルな組織に進化している。
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ゴルフ
最近話題になっている高額賞金ゴルフリーグのリブゴルフって何なの?
6月9日~6月11日にリブゴルフの第1戦が英国ロンドン郊外のセンチュリオンクラブで開催されてから、「リブゴルフって何なの?」という質問を受ける機会がものすごく増えた。正直なところこちらもよく分からないので、「サウジアラビアの政府系ファンドが出資している新しいゴルフリーグが設立されたみたいですね」と曖昧な答えしか返せなかった。
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ゴルフ
若手台頭が止まらない女子ゴルフと、今一つ盛り上がらない男子ゴルフ
日本における男子ツアーと女子ツアーの人気格差が加速している。女子ツアーは3月の開幕戦の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」から7月の「ニッポンハムレディスクラシック」まで19連戦があり、1週間の休みをはさんで「大東建託・いい部屋ネットレディス」から11月の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで19連戦。合計38試合がラインナップされている。
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ゴルフ
ウッズが求める競技性とミケルソンが求めるオイルマネー ~大きく動き始めた世界のゴルフ界
世界の男子ゴルフ界にできたうねりが大きくなりつつある。サウジアラビア政府系ファンドが支援する超高額賞金の新ツアー「LIV招待」が6月に始まり、既に2戦を終えた。潤沢な資金を背景に世界最高峰といわれる米男子のPGAツアーや欧州ツアーから名のある選手を少しずつ引き抜き、従来の秩序に一石を投じた。人権問題などで国際的に批判を浴びるサウジがお金の力にものをいわせ、スポーツを介してイメージ向上を狙う〝スポーツウォッシング〟ではないかと批判の的にもなっている。ゴルフ市場を俯瞰すると、与える影響は小さくない。
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ゴルフ
全米女子オープン 笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフが地上波で見られなかったワケ
笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフ決着となった2021年の「全米女子オープン」。プレーオフ3ホール目で笹生がバーディを奪い、史上最年少優勝という歴史的快挙を達成した。日本のゴルフファンにとっては夢のような試合展開だったが、地上波放送がなかったのでリアルタイムで視聴できなかった人も多かったようだ。
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ゴルフ
なぜZOZOは、男子選手でも“黄金世代”でもなく上田桃子と契約したのか?
ファッション通販サイトのZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZOが2021年3月30日に女子プロゴルファーの上田桃子と所属契約を締結した。同社がプロアスリートと所属契約を結ぶのは今回が初めてだという。
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ゴルフ
女子ゴルフ“黄金世代”の裏でこっそり始まった世代交代。コロナ禍で海外勢が来日できない中での若手の台頭が要因か
2020年の国内ゴルフツアーは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が相次いだが、男子ツアーはコロナ禍前の「SMBCシンガポールオープン」も含めて6試合、女子ツアーは14試合が開催されて全日程が終了した。
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ゴルフ
プロゴルファーはトーナメントで何位に入れば及第点?
女子トーナメントだけでなく男子トーナメントも無観客で試合が開催されるようになり、少しずつ落ち着きを取り戻してきた国内ゴルフツアー。選手たちにとって、試合に出場して賞金が稼げる機会が増えたことは何よりもうれしいだろう。「日本オープン」と「日本女子オープン」は一般非公開およびプロアマ大会などの中止による収入減と、新型コロナウイルス感染症対策徹底のため諸経費の増大が見込まれたことから、賞金総額が一律25パーセント減額となったものの、「日本オープン」は賞金総額1億5750万円、「日本女子オープン」は賞金総額1億1250万円で開催されたので、メジャートーナメントにふさわしいスケールは維持したと言えるのではないか。
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ゴルフ
トーナメント本戦前に行われる「プロアマ大会」って何?切っても切れないトーナメントとプロアマの関係
2020年の国内ゴルフツアーは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が相次いだが、女子ツアーは一部の試合を除いて無観客開催で行われるようになり、男子ツアーも10月に入ってようやく今季国内第2戦の「日本オープンゴルフ選手権競技」が開催された。ただ、この試合も一般非公開での開催となり、本選前のプロアマ大会も中止となった。
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ゴルフ
無観客開催を発表した「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」のテレビ放送予定を見て感じる一抹の不安
新型コロナウイルス感染症拡大への懸念から中止が相次いでいた2020年の女子ゴルフツアーだが、「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」(8月14日~8月16日、長野県・軽井沢72ゴルフ北コース)が無観客での開催に向けて準備を進めていることを発表した。無事に開催されれば「アース・モンダミンカップ」(6月25日~6月28日、千葉県・カメリアヒルズカントリークラブ)に続く2戦目が実現することになる。
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ゴルフ
PGAツアーは再開も、日本ツアー再開の見通しが立たない原因は。スポンサーありきの収益構造と放映ビジネス。
PGAツアー(米国男子ゴルフツアー)は「ザ・プレーヤーズ選手権」(3月12日~3月15日、フロリダ州TPCソーグラス)開催期間中の3月12日に大会中止を決定し、それ以降ツアーを中断していたが、「チャールズ・シュワブチャレンジ」(6月11日~6月14日、テキサス州コロニアルカントリークラブ)からツアーを再開した。
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ゴルフ
再開が見えた世界のゴルフツアー 米国男子6月第2週、女子7月第3週再開予定。日本は?
新型コロナウイルスの世界的な流行はいまだ収まる気配がなく、予断を許さない状況が続いているが、そんな中でも欧米のゴルフツアーは再開に向けたスケジュールを次々と発表している。
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ゴルフ
人気挽回の糸口となるか?男子ゴルフツアーが選手たちにファンへのメッセージ依頼
男子ゴルフツアーを統括するJGTO(日本ゴルフツアー機構)は新型コロナウイルスの感染拡大防止に関する緊急事態宣言および現在の感染状況を鑑み、少なくとも2020年6月30日までトーナメントを一時休止するという決断を下した。
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ゴルフ
女子ゴルフトーナメントが立て続けに開催中止。コロナだけではない、スポンサーサイドの事情とは?
女子ツアー開幕戦の「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2月19日時点では無観客で大会を開催する方針だったが、2月26日に政府から「大規模なスポーツや文化イベントについて、今後2週間程度、中止か延期、または規模を縮小するよう求める」考えが示されたことを受け、2月28日に開催中止が決定した。
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ゴルフ
日本男子ゴルフツアー人気回復の鍵は?重要なのは会長の人事よりも仕組みの改革
会長の交代も必要だが、テレビも「石川、石川」といつまでも追いかけて、妄想に走っていては一生懸命頑張っている、すべての選手に失礼なのでは、多くの選手のプレーを見たい人のほうが多いのではないのか、1人の選手には多くのファンがいるのでその人たちが本当の底を支えているのでは? -
オリンピック
世界のプロゴルファーが五輪の優先順位を下げるのはなぜか。東京五輪出場辞退の理由
3月1日時点で世界ランキング5位につけており、出場圏内に位置していたダスティン・ジョンソンが東京五輪を欠場する意向であると海外メディアが報じた。報道によると、過密日程を考慮した判断だという。
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ゴルフ
女子プロゴルフ界のエースのバトンを渋野日向子に託した宮里藍。どんなセカンドキャリアを歩むのか?
飲料メーカー大手のサントリーは2020年2月からプロゴルファーの渋野日向子と所属契約を結んだ。その記者発表の場で渋野を祝福したのは、現役引退後もサントリーと所属契約している宮里藍。その様子は、2003年10月のプロ転向から2017年9月の現役引退まで女子プロゴルフ界のエースとしてツアーを盛り上げたバトンを渋野に託したかのようだった。
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