『エピック(EPIC)』ってどういう意味? いまさら聞けないネーミングの由来
先月発表されたHOT LIST JAPAN 2017受賞クラブのラインアップには、今年を代表するブランドがずらりと並んだ。名前を並べて、ふと一つの疑問が頭を過ぎった。そもそもクラブの名前ってどんな意味があるのか? どうやって決まっているのか? いまさら聞けないネーミングの由来について調べてみた。 「GBB エピック スター ドライバー」「GBB エピック サブゼロ ドライバー」と、両モデルがゴールドを受賞したキャロウェイゴルフ『エピック』シリーズ。『エピック(epic)』はそもそも形容詞「叙事詩の」「偉大な」「大規模な」という意味。英語スラングで「すばらしい」「最高」といった使われ方もしている。 同社広報に確認してみると、「意味はその通りです。コードネームから『最高』『スゴイ』という意味合いの『エピック』を使用して、商品化した際に文字通りスゴイ商品ができたという確信のもと、そのまま名付けました」とのこと。革新的な“2本の柱”などの新機能、スゴイ商品の表れが名前に生かされたようだ。 では『STAR(スター)』『sub zero(サブゼロ)』はどういう意味なのか? まずは『スター』について同社広報に聞くと、「アジアモデル『スター』は軽量化を特徴としており、ヘッドスピードを高めるコンセプトになっております。“スピード感”を表す言葉として選びました。ちなみにほかの候補として、『ロング&スピード(LS)』『ベロシティ(“加速”の意)』など、やはりスピード感を表す言葉があがりました」とのことで、クラブ界の“スター”ということではなかったようだ。 次に『サブゼロ』について、「こちらは、すでに同社別売りのXRシリーズに同名モデルがあったこともあり、コンセプトが同じだったためそのまま名付けられました。超低重心がコンセプトとなっており、従来のドライバーの重心を“ゼロ”と考えたときに、それより重心位置が下=“Sub Zero”というネーミングになりました」という。 『スター』『サブゼロ』は兄弟モデルであるものの、それぞれの製品個性が伝わるように表現したため、「1」「2」といった関連したネーミングをつけなかったようだ。個性がわかりやすく反映されたこの2モデル、ネーミングからもそのコンセプトが感じられる設定となっていることがわかった。