©Kyodo/Getty Images
VICTORY

桃田賢斗の1年1ヶ月。あのカジノ事件から積み上げた、45勝1敗の価値。

2016年に開催されたリオデジャネイロ五輪で、メダル獲得も期待されていた桃田賢斗。当時21歳の桃田は世界ランキングで2位となっていた。しかし、大きな期待を背負っていた若者は、違法カジノ店で賭博をしていたことが明らかになり、日本代表の強化指定から外れ、世界ランクは抹消。さらに無期限の出場停止処分も受けた。その後、1年1カ月の謹慎期間を経て今年5月に開催された「バドミントン日本ランキングサーキット大会」で復帰、同大会で優勝を飾った桃田は、東京五輪出場を目指し、世界ランクを上げるために自費で国際大会に参戦している。

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コメント(8)

  • 56
    森本美行

    fangate(株) 代表取締役/一般社団法人日本スポーツマンシップ協会理事 2017/10/05 12:41

    日本では何か社会的な問題を起こしたり、失敗するとなかなか許してもらえない風潮がある。
    復帰するためにはそれまでの何倍もの努力が必要になる。もちろん起こした問題が犯罪であれば法的にも社会的にも罰せられることは当然のことだと思うが、罰を受け、反省した人間が元に戻ろうとする姿勢に対しては寛容な社会になって欲しいと思う。
    桃田選手もこの謹慎期間中色々考え、同時に出来る範囲で競技力強化に取り組んだのだろう。スポーツ選手にとって競技できない期間というのは非常に辛い事だと思うが、そういう期間をどのように本人が考え、消化し、取り組んだかによってその後の競技に留まらず人生が大きく変わると思う。今後の桃田選手の活躍を願う。

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  • 49
    南 隼人

    株式会社Gifut代表 スポーツMC/アナウンサー 2017/10/05 14:32

    アスリートの不祥事の精算はやはり勝利のみかとも感じますが、芸能人や政治家スキャンダルとは違ったドラマがあるかと思います。ここからの復活に期待しています。そして某TV番組のように、『この失敗』からどう学んだかを話せるチャンスを与えてあげて欲しい。東京五輪まで、そしてその後のストーリーにも注目していきたいと思います。

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  • 33
    小林至

    江戸川大学教授 元福岡ソフトバンクホークス取締役 2017/10/05 12:26

    Everybody deserves a second chance. ガンバレ!

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