
相撲
横綱鶴竜が実践する人材育成術~ ハラスメントの対極にあるもの
パワハラをはじめ、各種のハラスメントが社会問題化している昨今で、権力を有する者の立ち振る舞いが見直されている。そんなご時世の状況改善や人材育成のヒントになるような珍しい現象が、大相撲界に起きた。12日から始まった夏場所で、錣山部屋に所属する彩(いろどり)が新十両昇進を果たした。どこが特筆すべきことかといえば、横綱鶴竜に付いて身の回りの世話をする「付け人」たちが続々と十両に昇進し、角界で一人前とされる関取になっているのだ。そこには、後輩たちの力士人生をより良い方向に導く鶴竜の生きざまと考え方があった。
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