#パワハラ
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Jリーグ
物議を醸す神戸の永井秀樹氏招へい スポーツ界にコンプライアンス意識は存在するのか
ヴィッセル神戸の周辺がざわついている。開幕からリーグ戦で7戦勝ちなしの結果を受けて、3月20日に三浦淳寛監督との契約を解除することを発表。その翌日にリュイス・ヤングプレイヤーデベロップメントコーチ(41)が監督に昇格し、暫定的に指揮を執ることと、元東京ヴェルディ監督の永井秀樹氏(51)がスポーツダイレクターに就任することを発表した。
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アメフト
日大アメフト部タックル騒動 ~有象無象の主導権争いの果てに
今月、日大アメフト部が今シーズンのリーグ戦を圧倒的な強さで全勝し終了した。 特に11月15日に東京地検立川支部から前監督と前コーチが嫌疑不十分で不起訴処分が決定した後の2試合は41-3、48-27と何かに怒りをぶつけるかのように闘志あふれるプレーで圧勝。しかし、全勝ではあるが下位グループ降格をしている日大アメフト部には日本一への道は閉ざされている。 不起訴となった”あの事件”をもとに日大を降格させたのは関東学連。しかし、現在まで日大の名誉を回復する処置は何も行われていない。
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相撲
横綱鶴竜が実践する人材育成術~ ハラスメントの対極にあるもの
パワハラをはじめ、各種のハラスメントが社会問題化している昨今で、権力を有する者の立ち振る舞いが見直されている。そんなご時世の状況改善や人材育成のヒントになるような珍しい現象が、大相撲界に起きた。12日から始まった夏場所で、錣山部屋に所属する彩(いろどり)が新十両昇進を果たした。どこが特筆すべきことかといえば、横綱鶴竜に付いて身の回りの世話をする「付け人」たちが続々と十両に昇進し、角界で一人前とされる関取になっているのだ。そこには、後輩たちの力士人生をより良い方向に導く鶴竜の生きざまと考え方があった。
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オールスポーツ
内田前監督無罪放免、山根前会長はタレント化 スポーツ不祥事の幕引きまだ遠く
2018年のスポーツ界は、平昌五輪の昂奮に始まり、卓球、フィギュア、バドミントンなど多くの種目で若い選手の台頭があり、明るい話題が絶えなかった。一方、各競技でパワハラなどの告発が続き、スポーツ界の悪しき体質が世間で議論された年でもあった。 スポーツ界にとって大きな転換期となった2018年をさまざまな問題の取材に取り組んできた作家・スポーツライターの小林信也氏が振り返る。(文・小林信也)
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オールスポーツ
2018年のスポーツ界不祥事まとめ~スポーツ界のクローズドな体質が浮き彫りに
やはり良くも悪くも歴史あるもの急な改革は難しい。本気で改革を進める覚悟のあるリーダーが潰されぬ様に関係者のみならず知恵を絞らなくてはいけない問題。 -
相撲
貴ノ岩引退は個人の自覚の問題なのか? 悪しき伝統が加速させる大相撲の“終わり”
難しい問題だけど、相撲をスポーツと捉えるか伝統芸能と捉えるかで少し変わってくるような。何れにせよ暴力はダメ絶対。1 Comment
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大学スポーツ
駒沢大学陸上部監督をめぐるパワハラ問題 その本質を見逃してはならない
またしても大学スポーツ界で問題が勃発。駒沢大学陸上部の大八木弘明監督が金銭問題をめぐって学長らから「辞職勧告」を受けたとして、これをパワハラと告発。大学駅伝最大のイベント、箱根駅伝を前に総合優勝6回、53回連続出場中の名門中の名門が揺れに揺れている。横浜DeNAベイスターズ初代球団社長でスポーツ庁参与の池田純氏は、この問題をどのように見ているのだろうか?
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オリンピック
女子体操問題の真の“キーマン”と宮川選手、速見コーチが寄せる“恩師”への思い
速見佑斗コーチによる宮川紗江選手への暴力事件とその処分に端を発した「女子体操問題」は、日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長らのパワハラ疑惑をはじめ、双方の主張が入り乱れる大問題となった。現時点では宮川選手・速見コーチ対塚原夫妻の戦い、「一体、どちらが正しいか」という構図になっているこの問題の隠された“本質”とは何なのか? 作家・スポーツライターの小林信也氏が取材の過程で明らかになった事実を明かす。 (取材・文=小林信也)
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体操
宮川紗江へのパワハラ騒動は、日本で「失われるスポーツマンシップ」の象徴
すぐに変えれるものではないだろうけど、変える努力をしていかなくては。先ずは『スポーツマンシップ』を持ち続けられる教育を。1 Comment
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レスリング
至学館・谷岡学長は手のひら返しなのか? 知られざる解任の経緯を直接訊いた
「謝罪会見の夜にキャバ嬢と焼肉食事会」という記事を書かれるくらい脇が甘いとかばおうにもかばい切れないとは思うが、謝罪会見の夜に女子と食事にいって楽しくガッツポーズしたらアカンというのもまた強権発動ではなかろうか。あるいは、そこはまったく処分とは関係ないのだろうか。どっちがどうなってもどうでもいい問題ではあるけれども、しょうもない真実が隠れていそうな気がするので、ぜひ今後もこの問題を追及していってもらいたい。3 Comments
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アメフト
悪質タックル問題から何を学ぶべきか? “日大のスキャンダル”で終わらせてはいけない理由
自分の未来がダメになるという恐怖から悪質プレーにいたった選手が生まれたという「パワハラ」の問題を議論しているときに、日大アメフト部員の声明文に対して「日大アメフト部の声明文は肩透かし」「選手も保身を考えて自重した印象」「なんと創造力と行動力がないものか」という筋立てでケチをつけるのは、筆者は「パワハラに屈したヤツが悪い」と言っているも同然だ。 何の証拠もない事前報道の情報を鵜呑みにし、当事者という難しい立場でありながら行動を起こした現役アメフト部員たちを「筆者が勝手に」残念に思い、「それくらいの発想も行動力もないとしたら、何のために部活で自分を磨いているのか」と問い掛ける無理筋な言いよう。何故、大学まで学びを重ね、スポーツで心身を鍛えた若者たちが、一見して理不尽な命令に従わなければならなかったのか、その点を追及してこそのジャーナリズムではないのかと逆に問いかけたい。 あまつさえ今後の部運営にあたっての現実的な解決策のひとつとして、「選手の中からヘッドコーチを選び、選手主体の体制を作る」という絵空事を言い放つというのはいかがなものか。その直前では、日大にはパワハラ体罰指導を受けてきたOBしかいないから「完全に新しい体質を構築できる人材を内部で見つけ、しかも第三者の納得を得るのは相当難しいだろう」と書いているのに、だ。OBだと「パワハラ体罰指導を受けてきたから」ダメで、現役選手ならOKという理屈はまったく意味不明だ。選手は学生であり、学びを求めてそこにいるのだ。「4年生の誰かが現役続行をあきらめ、防具を脱いで監督、コーチになる勇気が最も現実的」なる意見にはまったく賛同できない。選手の人生を他人が勝手に規定する提案をしている時点で、筆者や、筆者が意見を募った人物も、「パワハラ」的な発想になっていることに無自覚なのだろうか? 筆者は日本なり日本の教育なりに不満があって、日大アメフト部の問題にかこつけて、それを非難しようとしているのではないだろうか。以前の記事でも同様であったが、最後は必ず東京五輪批判につなげるまとめ方というのも、まったくもって本稿の論点と関係ないとってつけた話となっており、「自分が非難したいもののために日大アメフト部問題を利用している」という印象が拭えない。 「東京五輪をただのお祭り騒ぎにしてしまえば、また涙と感動によって、パワハラ体質が容認され、勝利至上主義の弊害が放置されかねないから」という最後の文に何故急に五輪の話が出てきたのか、何度読んでも理解できなかったのはコチラの読解力が足りないのだろうか…。それを筆者は、日本の教育を受けてきた弊害と言うのかもしれないが…。2 Comments
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レスリング
伊調馨「パワハラ」問題、両者を公平に扱ってはならない理由。
ハラスメントの問題は本当に根深く難しいと思う。スポーツにおけるパワーハラスメントを考える際、指導者の役割を指導者、選手、周りの人全員が共有しておくべきだと思う。勝つため、強くするためには何でもありは指導者のエゴ。選手が何を求め、どう言う目標を持っているのか。その道筋を示し、そのためのサポートを行うのが指導者。金メダルも何かの大会の優勝も素晴らしく価値のあるものだが、それは必ずしも最終目的地では無いと思う。それを成し遂げるプロセスや、成し遂げた後の人生も同様に大事なはず。そうした観点から改めて今回起きた事を振り返ってみることが大事な気がする。3 Comments
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