今年は箱根駅伝をテレビ観戦するなど、日本らしい年末年始を過ごしたという池田氏。その中で愛息と足を運んだのが、北海道・札幌市のスキー場だった。

「息子とスキーに行ったんです。朝6時に起きてスキー場に移動し、オープンと同時に滑り始めるというのを4日間も続けて、もはや”スキー合宿”でしたね。子供の体力がすごくて、休憩は昼食にラーメンを食べるくらい。暗くなるまで滑り続けました。それでも息子は『もっと滑りたい』『もう一本!』と言っていたくらいで(笑)。車を運転できるわけでもないし、子供にとって、あれだけのスピードを自分で出せるものってなかなかないので楽しいんでしょうね。こちらは、ついていくのが大変でしたが・・・」

そんな”過酷”な「スキー合宿」の疲れを癒すために訪れたのが小金湯温泉『湯元 旬の御宿まつの湯』(以下『まつの湯』)。「1日が終わった後に筋肉を解さないと、次の日が無理だと思い、行きました。最初に行ったときは夕方だったのですが”ザ・雪景色”という感じで素晴らしいんですよ。お湯もぬめっとしていて、昔の湯治場のようなイメージ」と豊平川を眺められる自然豊かな露天風呂に、すっかり魅了されたという。

『まつの湯』は、本連載の第二十五回で池田氏が紹介した札幌・定山渓温泉にほど近い小金湯温泉にある宿で、午前9時から午後11時(最終受付午後10時)までの日帰り入浴が可能となっている。空沼岳水系の地下から湧出した源泉は、豊かなミネラル分を含む「単純硫黄泉」。真水を一切使わないことで、効能を最大限に引き出しているとか。リュウマチ、アトピー、神経痛などに効果が高く、病後のリハビリや長期の湯治に最適な「魔法の湯」としても人気を博しているというから、疲れを癒すには最適な温泉だ。

内風呂/湯元 旬の御宿まつの湯

札幌といえば、東京五輪のマラソン・競歩の開催地となり、コースも正式に決定したばかり。今回、札幌を訪れた池田氏は「良い言葉を使うなら、これぞ『コンパクト・オリンピック』。一方で民放のテレビを見ていると、いかんせん時間がない中で何とか『盛り上げなきゃ』という雰囲気を感じました」と街の空気感を説明する。突然、五輪の開催地となった札幌が今後、どう特別な空気を醸成し、地域活性化につなげていくかも注目される。

「札幌で五輪を見られる方にも、ぜひ『まつの湯』を訪れてほしいですね。今回は雪景色を見ながら温泉を楽しみましたが、夏でも素晴らしい景色が見られると思います」

日々の忙しさを忘れさせくれるような山々の風景を望む『まつの湯』。スキー、五輪観戦の際に立ち寄るには絶好のロケーションといえそうだ。



【湯元 旬の御宿まつの湯】
■住所
〒061-2274 北海道札幌市南区小金湯24番地

■TEL
011-596-2131

■アクセス
バス:札幌駅から定山渓温泉行き  じょうてつバス50分
   札幌駅から豊平峡温泉行き  じょうてつバス50分
   小金湯温泉バス停下車 徒歩5分
車:札幌から定山渓方面へ国道230号線

■営業時間
午前9時~午後11時(最終受付は午後10時まで)/年中無休

■日帰り入浴料金
大人(中学生以上):650円
小人(3歳以上~小学生まで):300円
※タオル、バスタオルのレンタル有

湯元 旬の御宿まつの湯

取材協力:文化放送

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パーソナリティ:池田純
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VictorySportsNews編集部