#東京五輪
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体操
才能と努力で新たなエースへ。体操のホープ北園丈琉が目指す”達成”とは
18年ユース五輪で5冠に輝いた体操界のホープが、スーパースター候補へと見事に変貌を遂げている。大阪・清風高校3年の北園丈琉(きたぞの・たける)だ。
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水泳
元コーチが危惧していた瀬戸大也の遊びグセ〜4600円不倫の代償
10月13日、日本水泳連盟は日本の競泳陣で唯一東京五輪の代表に内定している瀬戸大也の一連の行動に対する処分を協議。女性問題がスポーツマンシップに反し、日本水連など関係団体の名誉を著しく傷つけたなどとして、日本水連の公式大会への出場や、強化合宿、海外遠征など年内の活動を停止する処分を決めた。瀬戸大也が処分に不服申し立てをせず確定することになった。この結果12月に開催される日本選手権などへは出場できない。しかし選手の権利を侵害できないとの理由から五輪代表選手としての地位は保全した。
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陸上
東京五輪に急接近、女子100mハードルが〝沸騰〟している理由
「9.98スタジアム」の愛称で呼ばれる福井県営陸上競技場は夏の夕方、ホームストレートに絶妙な追い風が吹く。昨年、3つの日本新記録が飛び出したAthlete Night Games in FUKUI。第2回大会となる今年は8月29日に開催された。
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陸上
14年ぶりの日本記録の衝撃 20歳の田中は日本中長距離界の常識を変えるか?
8月23日に新国立競技場で開催されたセイコー・ゴールデングランプリ。来夏に延期された東京五輪のメインスタジアムで日本中長距離界〝希望の星〟が強烈な輝きを放った。女子1500mに出場した二十歳の田中希実(豊田自動織機TC)だ。
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陸上
コロナ禍でインターハイが中止、陸上部員の進路はどうなるか
例年8月上旬に開催されるインターハイ(全国高校総合体育大会)は、1963年(昭和38年)から続く高校スポーツ界最大のイベントだ。夏季大会は、陸上競技、体操、水泳、バスケットボール、 バレーボール、卓球、サッカー、バドミントン、柔道など全30競技が行われる。今年は東京オリンピックと同パラリンピックのスケジュールを優先するかたちで、8月10~24日に開催予定だった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月26日に「中止」が発表された。半世紀以上も続いてきた夢舞台だけに、大会が開催されないことの影響は計り知れない。高校生アスリートの〝青春〟が奪われただけでなく、彼らの〝未来〟が揺らいでいるからだ。
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体操
内村も認める逸材 北園丈琉が目指す東京オリンピック
東京五輪まであと1年。新型コロナウイルスの猛威が収まらない状況で、開催自体が不透明なスポーツの祭典だが、新たに加わったこの1年という期間は、それぞれの競技において、さまざまな意味づけももたらす。体操界にとっては「ポスト内村」を巡る争いが過熱する時間になる。肩痛に苦しむ「キング」内村航平が種目別鉄棒に出場種目を絞ったことで、団体総合、個人総合の新エースは誰なのかが注目となる。いま体操関係者がひときわ注目するのが17歳の北園丈琉。「キング」内村航平も北園の体操については、「日本の中心選手になると思う。期待している」と語っている。18年ユース五輪5冠の新鋭は、小学生時代からぶれない「東京五輪で金メダル」の目標へ向け、高校卒業後に社会人の名門、徳洲会入りを決断したばかりだ。
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レスリング
ポスト吉田沙保里の現在地
オリンピックでのレスリングといえば、次々と金メダルをとる笑顔の女子レスリング選手たちが思い出される。なかでもアテネ、北京、ロンドンの三大会で金メダル、4年前のリオデジャネイロで銀メダルを獲得したのを最後に現役引退した吉田沙保里の顔を多くの人が思い浮かべるだろう。女子が五輪の正式種目になったときから活躍を続けた吉田の存在は日本の女子レスリングにとって欠かせないものだったが、どんな選手もいつかは引退のときがくる。吉田が世界一の記録を伸ばし、五輪での活躍を重ねるほど、彼女の後を継ぐもの、「ポスト吉田」が登場するのを期待されるようになっていった。
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カヌー
宮本武蔵に着眼し、五輪で頂点を目指す羽根田卓也
先人の名著には往々にして、後世でも通用する言葉がしたためられている。カヌーで日本勢初の五輪メダリストとなったスラローム男子カナディアンシングルの羽根田卓也(ミキハウス)。新型コロナウイルス禍によってコースでの練習ができない時期でも、工夫したトレーニング方法で話題となった。精神的支えとして挙げている言葉が「千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を練とす」。絶え間ない精進の大切さが凝縮されている。これは生涯無敵の剣豪として知られる宮本武蔵が、兵法の極意を記した「五輪書」にある金言。令和の時代でも役立ちそうな至言がちりばめられている同書は、羽根田がたどる栄光への後押しにもなっている。
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Jリーグ
全ての関係性を密に。石川直宏という“架け橋”がFC東京と首都を強く結びつける
2017シーズンをもって、現役を引退した元サッカー日本代表の石川直宏氏。引退の翌年には、約16年間プレーしたFC東京の「クラブコミュニケーター」に就任し、現在に至っている。クラブとステークホルダーをつなぐ“架け橋”として活躍する彼は、最愛のクラブに何をもたらすのか。そして、新型コロナウイルスの影響で先行きの不安な現状を、どう捉えているのか。
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陸上
日本陸上フィールド界の至宝”北口榛花” ~世界標準の他競技経験がもたらす結果
女子テニスの大坂なおみ(日清食品)、男子バスケットボールの八村塁(ウィザーズ)―。近年、日本選手として世界のトップレベルで新しいフィールドを切り開いている若いアスリートが相次いでいる。陸上競技の女子でもそんな存在が出てきた。やり投げの22歳、北口榛花(JAL)。既に世界レベルの大会でも通用する日本新記録をマークしている。現在は新型コロナウイルスの影響で大会が軒並み取りやめ。試合での勇姿を見ることはできないが、外出自粛期間でもSNSでトレーニング風景を公開したり、ファンからの質問に答えたりと新時代の担い手らしい活動が光る。成長の過程も世界基準で、笑顔の似合うスター候補としてブレークの予感が漂っている。
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水泳
瀬戸大也の賭け~コーチ変更と五輪延期の吉凶
競泳ニッポンで、五輪の金メダルに一番近いとされる男子の瀬戸大也(ANA)に関して4月下旬、衝撃的な報道が駆け巡った。小学生時代から指導を受けていたコーチと関係を解消することが明らかになったのだ。東京五輪が近づきつつあるこのタイミングでの決断は大きなサプライズ。新型コロナウイルス感染拡大の影響によって五輪が1年延期になったこととの関連性も指摘され、波紋を広げている。
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オールスポーツ
聖なる炎と呼ぶのは日本だけ?!ちょっと残念なスポーツ用語
スポーツは全世界のマーケットで急速に拡大し発展してきたが、ここにきて新型コロナウイルスによって急ブレーキがかかった。もしかすると、すごいスピードで成長しているときには気づかないものが、見えるかもしれない。
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東京2020オリンピック・パラリンピック
「日本のスケートの環境を変えていければ」堀米雄斗の描く未来
スケートボードの最前線と言われるアメリカを拠点とする堀米雄斗は、地元開催となる東京五輪で頂点に立つべく才能に磨きをかけている。アメリカでの生活を送る中で、日本の良さや問題点に気づいたという。その解決策を提言する日本の若きスケーターは、スポーツギフティングサービス「Unlim」の利用を決意。そこで得られた資金で堀米雄斗がかなえたい願いとは―― 文=原山裕平 写真=松岡健三郎
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東京2020オリンピック・パラリンピック
「出るからには金メダルを狙う」スケートボード堀米雄斗が語る決意
スケートボードの最前線と言われるアメリカを拠点とする堀米雄斗は、地元開催となる東京五輪で頂点に立つべく才能に磨きをかけている。その才能はどうやって生まれ、どう伸ばしてきたのだろうか。日本での日々、アメリカでの生活を振り返りながら、その秘密を探ってみる。 文=原山裕平 写真=松岡健三郎
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サッカー
五輪延期でも森保、高倉体制でいくのか
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、東京五輪の1年延期が決まった。この1年をどう活用するか-。サッカーの男女五輪代表は、ともに成績が振るわない状況が続き、監督交代を含めた強化体制を抜本的に見直すいい機会と捉えることができるが、日本サッカー協会は、男子の森保一監督、女子の高倉麻子監督のまま1年後へ向かう方針を見せている。
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柔道
コロナ禍にあえぐ柔道 今こそ問われる精力善用 自他共栄
感染者19人。この原稿を執筆している時点での全柔連、全日本柔道連盟の新型コロナウイルス感染者の数だ。事務局に勤務する職員約40人の半数にあたり、まさにクラスター、集団感染と言っていい。
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オリンピック
迷走する戦前生まれのリーダーたち~新型コロナウイルス禍と精神論
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、1年延期となった東京五輪・パラリンピック。このビッグイベントに関わっている重要人物たちの間から、対策への遅れや危機感の欠如を露呈するような発言が相次いだ。大会組織委員会の会長を務める森喜朗氏に、選手村の村長に任命された元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏。森氏は82歳、川淵氏は83歳と高齢で、この大事な時期において老害のそしりを免れない場面が目立っている。
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オールスポーツ
VICTORY スポーツ湯めぐり紀行 第三十八回 長野・上田市『信州別所温泉 旅宿 上松や』
横浜DeNAベイスターズ初代球団社長で、一般社団法人さいたまスポーツコミッション会長の池田純氏がパーソナリティーを務めるラジオ番組、文化放送「池田純 スポーツコロシアム!」(月曜後6・45〜、Podcastで拡大版配信中)では出演者がスポーツにまつわる「とっておきの温泉」を紹介している。その人気コーナー「スポーツ湯めぐり紀行」のVICTORY特別版。今回は、番組のアシスタントを務める文化放送・舘谷春香アナウンサーが、一人旅を満喫できる温泉宿を推薦した。