#マラソン
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陸上
3万8000人が駆け抜けた東京マラソン2023、日本人ふたりが2時間5分台に到達!
3月5日に開催された東京マラソン2023は非常に見応えのあるレースになった。男女ともに「日本記録」を狙える高速ペースで進行。男子は中間点を日本記録(2時間4分56秒)のペースを上回る1時間2分08秒で通過した。トップ集団に15人ほどの日本人選手が含まれており、好タイムの予感が漂っていた。
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陸上
箱根駅伝前の10000mは必要か!? 厚底シューズとスパイクの〝危うい関係〟
アスリートにとって自己ベストの更新は最大の目標といっていいだろう。一方で箱根駅伝出場校のなかにはトラックの記録を狙わず、正月決戦に向けて〝調整〟するチームもある。果たして箱根駅伝前の10000mは必要なのか?
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陸上
東京マラソンで日本のランニング文化は大きく進化した【早野RDインタビュー後編】
2007年に始まった東京マラソンは日本に〝新たな風〟を吹き込んだ。これまでの常識を変えたと言ってもいいだろう。第1回大会(2007年)の参加費は10,000円。当時は高額に感じた人が非常に多かった。しかし、すぐに定員(当時のフルマラソンは2万5000人)に達して、抽選倍率は3.1倍になった。制限時間は「7時間」と初心者でもチャレンジでき、東京のど真ん中を走れるため、人気は年々高まっていく。第7回大会以降の一般倍率は10倍を超えた。
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陸上
流行りの腸活、アスリートこそ腸活が大切な理由
昨今、コロナ禍による健康意識の高まりから、ヨーグルトや納豆などの発酵食品を食べる「腸活」が女性を中心にブームとなっている。お店でも「腸活」を謳う商品や、「腸活特集」などの雑誌を見かける機会も増えてきた。そんな流行りの腸活だが、これから本格的に暑くなる夏に向けて、実はアスリートこそ腸活を怠ってはならない理由がある。
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陸上
「東京マラソン2021」でキプチョゲの快走が実現したワケ【早野RDインタビュー前編】
今年3月に行われた「東京マラソン2021」は大袈裟ではなく、日本のスポーツ界にとって〝歴史的な1日〟になった。 コロナ禍のなか、男女の世界記録保持者とともに約2万人ものランナーがTOKYOを駆け抜けた。男女で大会記録が誕生すると、東京駅前のフィニッシュには3年ぶりとなる〝感動シーン〟が続いた。 世界的なパンデミックのなか、東京マラソン2021はいかにして〝完遂〟したのか。東京マラソンのレースディレクターである早野忠昭氏(以下、早野RD)に話を伺った。
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陸上
日本陸上界が抱える報奨金の大幅減額問題~選手の活躍と反比例するボーナス
陸上のトラックシーズンが本格化し、花形種目と言える男子100㍍をはじめ、楽しみな季節になってきた。今季のメインイベントは7月に米オレゴン州ユージンで開催される世界選手権。9月に予定されていた杭州アジア大会(中国)が延期になった分、余計に注目が集まりそうだが、大会を前にして残念な知らせが舞い込んだ。日本陸連が世界選手権の成績優秀者に与える報奨金が大幅に減ったのだ。長引く新型コロナウイルス禍の影響を受けた形で競技団体の苦悩が垣間見えるが、選手のボーナスカットは安直な印象も与える。若手には2024年パリ五輪を見据えて有望株が出てきており、報奨金の減額を意に介さないような活躍ぶりが待望される。
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マラソン
35歳で自己ベストをマークした佐藤悠基が日本のマラソン界を進化させる
東京マラソン2021は〝生きる伝説〟になっているエリウド・キプチョゲ(ケニア)が有言実行のレースを見せた。男子マラソンの世界記録を持ち、オリンピックで連覇を成し遂げた絶対王者が動いたのは26km付近だった。ペースメーカーの前に出て、1kmのラップを2分50秒付近まで引き上げた。
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マラソン
コロナ禍での開催に踏み切った東京マラソン2021が日本のスポーツ界を変える
TOKYOに熱気が戻ってきた。3月6日に行われた東京マラソン2021。約2万人のランナーが東京を駆け抜けるシーンに興奮した方も多かったのではないだろうか。
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オールスポーツ
コロナ禍の今こそ運動習慣を身につける! 運動習慣を拒む3つの『ないから』と、それを解消してくれるSIXPAD HOME GYMを試してみた
今から約2年前のことだ。緊急事態宣言が発令され、自宅でじっとすることを強いられた。でも、元来外に出たい性分であり、外に出ても後ろ指を指されないことって何だろう? そう考えた私は「早朝ランニング」を始めることにした。基本はTシャツにランニングパンツで寝る。朝起きたら、スマホをいじったりせず(これ大事)、ランのシャツに着替えて、計測用の時計をつけて、外に飛び出すのだ。
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陸上
田中&廣中の東京五輪入賞組にはない〝フワちゃん〟の魅力とは!?
2021年夏の東京五輪は日本女子長距離界の〝若い力〟が爆発した。当時21歳の田中希実(豊田自動織機TC)と同20歳の廣中璃梨佳(JP日本郵政グループ)だ。田中は五輪の女子1500mに日本人で初めて参戦。予選で4分02秒33、準決勝で3分59秒19と日本記録を連発する。女子5000m予選も自己新の14分59秒93(日本歴代4位)で駆け抜けて、五輪の舞台で3レース続けてパーソナルベストを更新した。女子1500m決勝は残り1周で引き離されるも、粘り抜いて、8位でゴール。再び3分台(59秒95)をマークして、今度は〝入賞〟を勝ち取った。日本勢女子中距離の入賞は93年ぶりの快挙だった。
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陸上
箱根駅伝69回の出場を誇る東京農業大学の“復活”はあるのか?
2022年の第98回箱根駅伝にも東農大は出場しない。前回大会までの出場回数は69回で専大と並ぶ7位タイだった。しかし、前回7年ぶりに本戦復帰した専大は、今季ケニア人留学生が加入。2年連続で予選会を突破したため、東農大の出場回数は8位に転落することになる。
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陸上
男子マラソンの好記録連発がもたらす弊害~コロナ禍と主催者の苦悩
日本の男子マラソン界は変革の時を迎えた。びわ湖毎日マラソンは2月28日の第76回大会を最後に滋賀県コースでの開催を終了し、大阪マラソンと統合される。それだけではない。福岡国際マラソンも12月5日の第75回大会をもって、長い歴史に終止符が打たれることになった。ともに世界陸上やオリンピックの代表選考会として知られ、マラソン人気をけん引してきた大会が、相次いで消滅する。「日本の男子3大マラソン」に数えられていたものは、07年に始まった最も歴史の浅い東京だけが残るという衝撃的な形になった。不採算により存続が難しくなったのが終了の理由だが、その背景には何があったのか――。
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マラソン
1億円を手にできなくても、日本記録保持の実力が鈴木健吾に未来をもたらす!
今回が最後となったびわ湖毎日マラソンは空前絶後の記録ラッシュで幕を閉じた。その主役となったのが25歳の鈴木健吾(富士通)だ。大迫傑(Nike)が昨年3月の東京マラソンで打ち立てた2時間5分29秒の日本記録を30秒以上も塗り替える2時間4分56秒を叩き出した。
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陸上
【岩出玲亜インタビュー】Vol.2 「やめたあとは何も残らない」アスリートが発信する意義
女子長距離界では異例の「プロ」ランナーとして活躍する岩出玲亜選手。MGCにも出場した実力者でもある彼女だが、SNSの発信や一般ランナーを巻き込んでの練習会など、積極的に競技外での活動にも取り組んでいる。そして今回、新たな取組として連載企画を開始する。第2回はコロナ禍を経ての心境の変化について語った。
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陸上
大迫傑と鈴木亜由子が語る シューズ選びと東京五輪
世界のマラソンシーンを激変させているナイキの厚底シューズ。その最新モデルである「エア ズーム アルファフライ ネクスト%」の新色「ブライト マンゴー」が9月25日に一般発売される。オンラインで行われた新色発表会にはアスリートトークセッションもあり、東京五輪のマラソン日本代表に内定している大迫傑(ナイキ)と鈴木亜由子(日本郵政グループ)が登場した。
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箱根駅伝
無観客レースが続く陸上界、箱根駅伝は正月開催できるのか?
新型コロナウイルスの影響で、多くのスポーツイベントが”通常開催”できていない。延期や中止に追い込まれている大会があれば、無観客もしくは観客数を大幅削減したうえで行われているものもある。では、学生スポーツで最大の人気を誇る箱根駅伝はどうなるのか。陸上競技の大会は主催者が異なることもあり、各レースの開催状況は様々だ。
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陸上
動画でファンと繋がり合う―陸上競技界の新しいカタチ
新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、人々の生活を様変わりさせた。スポーツ界では東京オリンピックは1年延期となり、インターハイや全国中学校体育大会も中止。学校や、味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)など練習場も閉鎖される日々が続いた。大会も6月末まで中止になった。もちろんファンとの交流も限られる。そんな中で陸上界ではSNSなどのツールを利用した活動が目立った。その代表的なものを紹介していく。
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陸上
22歳のシンデレラ・一山麻緒、その魅力と可能性
東京五輪の女子マラソン代表。3月8日の名古屋ウィメンズマラソンで〝ガラスの靴〟にその足を滑り込ませたシンデレラが22歳の一山麻緒(ワコール)だ。