アカデミーからプロまでの約14年間を東京ヴェルディですごし、2017年にサガン鳥栖に移籍、2020年現在レノファ山口にレンタル移籍中の安在和樹選手。サッカーエリートともいえる経歴を持つ彼が、コロナ禍を経て、「自分を見つめ直すきっかけ」が度々あり、支えてくださるファンの方々に向けて、発信してみようと考えるようになったという。Vol.1では発信しようと考えるに至るきっかけを語った。(インタビュアーが安在和樹選手の後輩のため、安在和樹選手は動画内ではフランクな口調になっております。)

コロナでのJ中断が自分を見つめ直すきっかけに

―最近は多くのサッカー選手がSNSで発信するようになりましたが、安在選手は以前から発信していくことに対して興味はありましたか?

安在:興味があったというよりかは、他の選手がうまく発信していてすごいなっていうふうに見ていました。自分は幼少期のこととかは全然覚えていないので、発信なんてできないよって思っていました。試合がない期間は自分を見つめ直す時間が多くあったからこそいろんな選手が発信を始めたんだと思いますね。自分のことをより深く知って、整理していると思います。自粛期間は嫌でも考える時間があったので、発信しようとするきっかけも生まれました。

―自分を見つめ直すことで得られたことは?

安在:今自分がサッカーできていることが本当に幸せだなっていうことを再認識できました。ただ結果としてまだ示せてないので、今は胸を張って何か変わったっていうことはいえないですけど、連戦が続くので今まで以上に自分のコンディションについては管理していかないといけないなと思うようになりました。当たり前のことですけど、自分の体の回復に時間を多く費やしています。

応援してくれることは当たり前じゃない

―そんな中で、実際に発信をしてみようと思った理由はなんでしょう?

安在:単純に自分を知ってもらえる機会ですし、応援してくれている人たちには自分の考えを聞いてもらいたいと思ったからです。

―安在選手にとって応援してくれる人たちの存在は?

安在:背中を押してくれる存在ですね。今は練習とかも見に来られないので、ファンサービスや交流が少ないですけど、そういった時間はありがたいですし、感謝もしているので、そういった期待に応えようって思いますね。ファンの方々に応援してもらえることは当たり前のことではないので。

―ファンやサポーターの方々にどういったことを伝えていきたいと考えていますか?

安在:みなさんが知らない部分を知ってもらえたらいいかなと思います。そうやって自分に興味を持ってもらいたいです。

―記事を見てもらった人に安在選手自身のことについて知ってもらいたい理由は?

安在:応援してくれている人たちによりこれからも応援してもらえるようになりたいっていう気持ちがあるからです。

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VictorySportsNews編集部