HOT NEWS
-
フィギュアスケート
「苦手で無理だと思っていたけれど…みんなを引っ張っていける存在になる」 宇野昌磨がつなぐ責任と結果とは
フィギュアスケートのシーズン前半の大一番となるグランプリ(GP)ファイナルが今月8日にイタリアのトリノで開幕する。会場は2006年トリノ冬季五輪で女子の荒川静香が日本勢初の金メダルに輝いたパラベラ競技場。日本からは男子が10年ぶりに4人、女子は4年ぶりに3人、ペア1組が初出場し、過去最多の出場数となる。
-
サッカー
中東初開催のW杯! ついに開幕を迎えたカタール大会を現地レポート
1930年から始まったW杯の長い歴史の中で、初めて中東で開催されるカタール大会。日本時間20日深夜に開幕戦を迎えた今大会は、中東での初開催ということもあり、様々な場面で期待と不安が入り混じる状況を迎えている。人口約290万人(そのうちの9割が移民)、面積が秋田県より狭い小さな国には今、世界中のサポーターたちが続々と集まっている。人権、LGBTQ+(性的マイノリティー)、移民問題で強い批判を浴びながらの開催だが、今のところ目につくのは盛り上がっている様子がほとんど。取材記者による現地の最新情報をお届けする。
-
テニス
ウクライナのために――。日本と世界中の願いが届けた、揃いのテニスチーム代表ウェア
「これがイルピンにある、ウクライナのテニスセンターの今の姿です」。ウクライナ代表チーム・マネージャーのビクトリアさんは、そう言うとスマートフォンを取り出した。画面に映し出された光景は、一見すると、とてもではないがテニスセンターには見えない。瓦礫の山から突き出す柱や、石造りのベンチがかろうじて、施設の面影を残すのみ。キーフの隣町のイルピンは、2月末にロシア軍のウクライナ侵攻が始まった時、真っ先に占拠された地域である。ウクライナ・テニスの“センター=中枢”は、未だ戦渦の最中にあった。
-
体操
体操女子にニューヒロインが誕生 渡部葉月が最年少金メダリストになれた理由とは
絵に描いたようなシンデレラストーリーだった。英国のリバプールで今月6日まで開催された体操の世界選手権の種目別女子平均台で、予選を5位通過した渡部葉月(中京ジムナスティッククラブ)が決勝で13・600点を出して初優勝を果たした。全種目を通じて日本女子4人目の金メダル。18歳2カ月の頂点は、昨年大会の平均台を18歳7カ月で制覇した芦川うらら(日体大)の最年少記録を更新する快挙だ。「今までで一番緊張して、演技中の脚の震えもすごかった。元々補欠でこの舞台で演技することも想像してなかった。驚きとうれしさで涙が出た」。大会開幕2週間前に補欠から繰り上がった無名のヒロインが、巡ってきたチャンスをものにし、世代交代した日本女子の「顔」へと羽ばたこうとしている。
-
サッカー
サッカー強豪国の特徴と、今の日本サッカーに必要なこととは?
11月23日からカタールワールドカップ(以下、W杯)が約3週間にわたり開催される。ヨーロッパ予選では過去、4回本大会優勝経験のあるイタリアが2大会連続で出場を逃し、多くのサッカーファンに衝撃を与えた。そんな今大会で日本代表は7大会連続7度目の出場を果たしている。史上初のベスト8入りを目指す同代表は、強豪のドイツとスペインと同組となり、グループリーグでの敗退を予想する声も多く挙がっている。そんな日本がW杯ベスト8という目標を達成し、強豪国へのステップアップしていく為には何が必要なのだろうか。
-
オールスポーツ
急激な大幅円安に頭を抱えるスポーツチーム
急激な大幅円安がスポーツ界を襲っている。対ドルで32年ぶりに1ドル150円を超えるなど、円安に苦しめられている日本。海外と取引する日本企業はサプライチェーンの見直しに迫られ、また庶民の生活にも食料の価格転嫁が既に起こるなど、悪影響が出ている。日本のスポーツ界にも影響が出ている。特に大きいのが、外国人選手と契約するチームだ。普段取材しているBリーグを中心に、現在の大幅円安の状況がどれほどの影響を受けているか、話を聞いた。